大学にきっちり「4年間」通うことのメリットって?
ビジネスを始めたい!など、何か目標があるからといって、大学を中退するのは大きな賭けとも言えます。4年間も大学に通うなんて無駄だな…と感じながらも、そうしなかったあなたに拍手を送るのは「Elite Daily」の人気ライター、Paul Hudsonさん。
彼がまとめた「大学に4年間通う5つのメリット」を読むと、大学生活を後悔する必要なんてなかったことに気づかされます。むしろ、その4年間という貴重な時間をフル活用して、そのあとの自分の仕事に活かしてみては?
01.
大学でしか作れない
ネットワークもある
大学生活ではたくさんの交流が待っています。自分の力だけではつながることができないであろう人たちと、知り合う機会も多いでしょう。
もしかしたら、起業家やアドバイサー、そしてあなたの尊敬する人とつながっている人が、大学で教授をしているかもしれません。授業後に時間が許す限り、彼らから知恵やアドバイスをもらうことだってできるはずです。
大学という「つて」がなければ、メールを送っても返事がなくてそれっきり、ということも。著名人や、普段出会えないような人とつながるためには、そこに至る「つて」が何よりも重要です。大学は、そのきっかけをつくるためにも大切な場なのです。
02.
自分のキャパを
知ることができる
ビジネスで成功するというのは、決して簡単なことではありません。成功する道のりは長く険しいものです。物事が思うように進まないと思い知ったとき、忍耐強くいる必要もあるでしょう。そして多くの場合、最初に思い立った考えだけでは、目標になんて辿り着けません。
自分はどこまで耐えられるのだろうか。何が好きで、何が苦手なのか。ビジネスのビジョンだけでなく、自分のありとあらゆる特徴を正確に捉えてこそ、成功に向かって前進することができるのです。
その「自分」というアイデンティティーを構築するために大事なのが、大学の4年間。「本当に自分に向いている仕事は何だろう?」と考え、そして自ら気づくための貴重な時間なのです。
03.
さまざまな
意見が聞ける
もしもあなたが将来的にビジネスをしたいと考えているならば、大学は自分の将来の顧客に出会える場所とも言えるかもしれません。たくさんの人と出会えるからこそ、いま周りがどんなサービスを欲しているのか、リサーチすることだってできます。
多くの人が何を必要としているのかが分かれば、希少価値の高いビジネスが見出せるはずです。大学で出会う人々は、仕事関係だけでなく、きっと人生を豊かなものにしてくれるでしょう。
04.
「考え方」の多くは
大学で身につけた
私は「大学に行くなんて馬鹿げてる」と思いながらも、親を心配させたくなかったため、結局行くことを決意しました。そんななか、今でも受講して良かったと思う授業は「哲学」です。
世界の見方が変わるというのが、まずひとつ感じたメリット。さらに言えば、効率良く論理的に物事を考え抜く力がついた貴重な授業でした。何か問題にぶつかったとき、最善の解決案が導けるようになったのも、この授業のおかげだと感じています。
もちろん哲学だけではなく、いまの考え方を構成することの多くは、大学で学びました。
05.
うまくいかなかったときに
方向転換できる
「若いうちにビジネスで成功したい!」といった希望を持って突き進むことも大事なことですが、現実的に言うと、そういったチャレンジをするときは失敗を見据えることも大事です。
やっぱりどこかの企業に就職したい、と思ったとき、学歴があるかないかで与えられる選択肢は大いに変わってくるでしょう。あなたはもしかしたら「気休めのために4年間を犠牲にするのなんて、長すぎる」と思っているかもしれません。
でも社会に出たとき、仕事がなければ生活することさえ難しくなるのは事実です。学歴がある上で自分のビジネスやに挑むほうが安心だということに、気づくときがいつかくるはず。