「ハーバード大学」来学期からも1年間オンライン授業を継続すると発表

先日6日、「ハーバード大学」は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けて、9月から始まる新学期の講義をすべてオンラインへ移行することを発表した。

ただし、すべての一年生や卒業論文を執筆している四年生たちを段階的にキャンパスへ招き、春学期までには最大40%の生徒を受け入れる準備を進めているという。

キャンパスにはすべての生徒に一人部屋が用意され、リモートでの学習環境が与えられるとのこと。さらに、毎日の症状証明3日ごとのウイルス検査などがおこなわれ、ウイルスが検出された場合には、最大250人を収容することが可能な大学の検疫施設が用意されているという。

また同時に、キャンパスに戻らず自宅で学習を続ける人には、宿泊料遠隔助成金など約$5000を支払うことも発表。

ただし、オンラインに移行することによる授業料の値下げは実施しないということで、今年度は休学を選ぶ生徒も多いのだとか。

日本の大学でも長く続いているオンライン授業。大学設備が利用できなかったり、生徒同士の交流が少なくなっていることが問題となっているが、感染拡大を抑えるために今は我慢をする時なのかもしれない。

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