「ハーバード大学」の研究者による「気分が落ち込んだとき」の対処法
とくに思い当たる原因はないのに、なぜか気分が重い。何をするにもモチベーションが上がらず、暗い気持ちのまま時間を無駄にしがち......。
そんな気分を断ち切るための「3つのM」を「ハーバード大学」で心理学を研究し、多くの著書をもつショーン・アコール氏が提唱している。
ネガティブなマインドに囚われず、笑顔で過ごすために知っておきたい「3つのM」とは......。
Move:動く
筋肉を動かすことは、過敏症からうつ病まで、あらゆる症状にプラスの影響を与えると多くの研究によって証明されている。気分を高めることが目的であれば、ジムでトレーニングをしたりジョギングをする必要はない。椅子から立ち上がって少し歩き回る程度のちょっとした運動でも大きな効果がある。
Make:作る
人間は「クリエイティブ」な生き物。ただ、残念ながら、現代の消費社会では、手や体を動かして物を作る機会が少なくなってきている。何かを作る、何かを修理する、またはただに何かを片付けることで、インプットとアウトプットのバランスがとれて“心のデトックス”につながる。
Meet:会う
人間は社会的な生き物なので、社会から孤立することを嫌がる。疲れた自分に癒しを与えてくれるのは、家族や恋人、親友と呼べる人たちとの時間だ。直接会えなくても、今の時代はオンラインツールを使って簡単にコミュニケーションをとることができる。友人からの何気ないメッセージは大きな励みになる。
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