「こう見えて、迷っていません」。ひとりで旅する有名犬
もしも、目の前に首輪をつけた犬が一匹で歩いていたら…?普通は迷い犬だと思ってしまいますよね。しかし、米・ケンタッキー州に住むゴールデンレトリバー「デュー」の場合は、道に迷っているのではありません。
彼はひとり旅が大好きな、賢い犬なんです。
一匹オオカミならぬ
「一匹犬」に遭遇
ある日、テイラー・ウィルソンさんは、ガソリンスタンドでデューを見つけました。最初は迷い犬かと思いましたが、デューの首に付いているタグをよくよく見てみると、どうやらちょっと事情がちがうみたい。
「僕の名前はDew。迷子じゃないよ。ふらふらお散歩するのが好きなんだ。お家に帰りなさいって言ってね」
そのタグを見たテイラーさんは迷い犬じゃないことに安心して、しばらくデューと遊んだそうです。
ちょっとした冒険を
楽しむ「デュー」
なんでもデューは「街を旅する犬」として有名で、人とすぐに仲良くなれるんだとか。デューが旅する場所は、学校、ガソリンスタンド、消防署、近くのアパートなど。
そして毎回、旅が終わればきちんとひとりで自宅に帰ります。一応、万が一のことも考えて、GPSのチップタグを身につけているんだそう。
夕暮れのなかをお散歩してみたり。
川で水浴びをしてみたり。
ごろんとお昼寝してみたり。
水分補給も、しっかりとね。
明日はどこに行くのかな?