「アナタが今飲んだのは犬のミルクです」動物愛護団体による過激な社会実験

その手法に賛否両論あるものの、毎回過激なメッセージングで動物愛護への問題提起を投げかけるPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)。今回も、ロンドンを舞台にかなり刺激的な社会実験を行ったようです。

知らずに飲んだ
ミルクの正体を知ったとき…

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PETAの主張は、人間は別の動物のミルクを飲む唯一の種という事実。人工受精で乳牛に出産させ、人間の消費のために仔牛を引き離し搾乳する。その不自然さに人々の意識を注目させるため打って出た、シンプルながらショッキングな策とは。

新商品の試飲と称して街行く人々にあるミルクを飲ませ、感想を聞いていきます。実際は牛乳ではなく豆乳が入っていたのですが、飲んだ人々には衝撃の事実(ならぬ大ウソ)が伝えられます。

「あなたが今飲んだのは、犬のミルクですよ」。

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「新しいミルクをお試しになりませんか?」

乳製品メーカーの販売員に扮した仕掛け人が、さながら新商品の試飲をアピールするように、街頭で道行く人々に声をかけます。

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味の感想を仕掛け人に伝える人々。

「やっぱり、ジャージーミルクは違うわね」

と、美味しさを表現する女性もいます。仕掛け人は、ひと言もジャージー牛のミルクとは説明していなくても、パッケージからそう連想するのも無理はありません。

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こちらも試飲会の一場面。さもありなんといった個室を用意し、人々の前にミルクの入ったコップが差し出されました。疑うことなくそれを口にする人々。

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「白よりも真っ白っていう見た目ね。いつもよりちょっと甘い気がする」

「とってもなめらかでミルクシェイクのような口当たりね」

こんな具合で試飲した人々から一様に好印象を得た、このミルクの正体が仕掛け人の口から明かされた、次の瞬間…。 

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「はぁ?」

間違いなく、これが素直な反応。だって、きっと誰もが最初自分の耳を疑うはずですから。

「これが犬のミルクって、アンタどういう神経しているの?」

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「なぜ、それを最初に言わないんだ!」

「こんな狂ったものを、アンタも飲んだっていうの?」

「お前、本気でこんなことやってるのか!」

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 「最っ悪!」

犬、猫、ねずみ、牛
何が違うっていうの?

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憤慨する人、その場で吐き出す人、ありったけの侮辱とコップを仕掛け人に投げつけて去っていく人々。それが犬のミルクだなんて言われれば、誰だって気分が悪くなるのは当たり前。

では、牛のミルクと犬のミルク、何が違うっていうんですか?

批判を承知でPETAがここまでするのも、動画の最後に登場するこの一言に集約されているのでしょう。それは理解できたとしても、このきわどい社会実験がもたらす効果が、果たしてどのくらいあるというのでしょう。

Licensed material used with permission by PETA Foundation
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