動物愛護団体は「どうぶつの森」をどう評価する?
「あつまれ どうぶつの森」(以下「あつ森」)は、“社会現象になっている”と表現しても大げさではないくらいに人気だ。自宅待機をする世界中の人が、釣りや虫取りをして悠々自適な生活を楽しんでいる。
そんなゲームに対して、動物愛護団体「PETA」が疑問を投げかけた。彼らの信条に反する点があるからだ。そして「あつ森」でヴィーガンでいる方法を示したガイドラインを公開。
釣りや虫取りが禁止されているのはもちろんのこと、毛皮製品の購入と着用を控えるように注意喚起。また、博物館の存在意義についても考え直すよう言及している。
これはあくまでも「PETA」の主張であって、ヴィーガンの総意ではない。SNSでは、一部のヴィーガンから「これはやりすぎだ」と批判の声も......。
いずれにせよ、個人や団体の主義主張だから気にしすぎる必要はないのだが、「PETA」が公開したガイドラインに使われている画像から判断すると……かなりゲームをやり込んでいる様子。
さまざまな信念や正義をもつ多様な人が楽しめるゲーム「あつ森」は、やはり社会現象でありカルチャーと呼べる存在になったのだ。
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