この関係は正しいの?と考えさせられる「動物たちの写真」
動物愛護や環境保護を考えるのは大切だし、みんなが真剣にそれを考える世の中になればステキ。それは間違いないことなんだけど、人間からすると助けているつもりでも、動物たちにとってはちょっと迷惑なところもあるのかもしれない。
そう考えるようになったのは、カナダで活躍するフォトグラファーPhilip Kanwischerさんの作品と出会ったのがきっかけです。彼の写真を見て、なんだか違和感があると思う人は多いはず。実は、そのひっかかりがとても重要で、そこに私たちと動物たちとの関係を考え直すためのメッセージが込められているんです。
ここから一緒に歩んでいこう
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誰かが勝手に決めるんじゃなくて、同じところから同じものを見て一緒に進んで行こう。
影響し合って生きている
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テレビから受ける影響って大きいと思う。私たちも動物たちにどれだけの影響を与えているか考えてみてもいいかもしれない。
こっちにおいでよ
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そうやって、人間は自分たちがいいと思うところに連れて行こうとするよね。でも、僕たちの本当の気持ちは違うかもよ。そろそろ本当の気持ちに気づいてよね。
自由なんかじゃない
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広々とした大自然だけど、狭い円の中にしか居場所がない。こんな風に人間が与えてくれた環境は、とても素晴らしいものに見えるけど実際は窮屈に感じていることもあるんだよ。それがわかれば、動物たちは本当の自由を手に入れることができるはず。
ちゃんと受け止めて
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大きくて重い熊が落ちてきたらどうする?自分たちには助けられないって思う人は多いはず。無力だとあきらめる前に、ちゃんと向き合ってみて。
理想の関係
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もしも、誰かが道で困っていたら見捨てる人は少ないはず。でも、動物がピンチのときは、救おうとする人はどれだけいるのでしょう。人間が助け合うように、動物とも助け合えばいい。
これが今の状況
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水の中を歩くのは見ているよりもずっと大変だけど、人間との関係はこんな感じ。無理やり進み続けるのは辛いから、一度立ち止まって考えてみようよ。
静かなままでいいの
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時には騒ぎ立てずに、そっと見守るのも大切だって覚えておいて。そのままの状態で静かに眠りにつくのが一番の幸せだから。
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Philipさんは、自然を保護するために人間がどこまで介入していくのかを表現するために野生動物を撮影し続けているそう。
彼の写真は、決して過激なものではないけれど、じわじわと心に刺さります。助けてあげようという一方的な気持ちじゃなくて、歩み寄って分かち合う関係の方が本当の意味で彼らの生活を守ることに繋がるのかもしれません。