「ある希望」を抱いて、犬の写真を撮り続けるフォトグラファー
SNSでよく目にする、キュートなペットの写真。なかでもInstagramでは、愛犬の写真を毎日アップしているユーザーをたくさん見かける。フォロワーが250万人を超えるような“アイドル犬”が誕生するためには、それなりの数の撮影と投稿が必要になるだろう。
ここで紹介するニューヨークのフォトグラファー、リチャード・フィッブスも、2012年から犬のポートレイトを撮り続けている人物。ただしその目的はやや特殊。彼が構えるカメラの先にいるのは捨てられた犬たちばかりだ。
01.
Little Lowell
© Richard Phibbs
02.
Herschel
© Richard Phibbs
03.
Chelsea
© Richard Phibbs
04.
Davey
© Richard Phibbs
05.
Zeppy
© Richard Phibbs
06.
Nuno
© Richard Phibbs
07.
Leo
© Richard Phibbs
08.
Yoko
© Richard Phibbs
09.
Hamilton
© Richard Phibbs
10.
Finn
© Richard Phibbs
11.
Cedric
© Richard Phibbs
12.
Cookie
© Richard Phibbs
13.
Hugo
© Richard Phibbs
見てのとおり、中には目や脚を失ってしまった犬も。Instagramでよく見かける飼い犬たちのようにイキイキとした表情をしている、とは決して言えないかもしれない。
それでも、新たな引き取り手を見つけるべく、彼は写真を撮り続けている。
「僕は、見るものを悲しませるためにホームレス犬の写真を撮っているわけじゃない。目標はただひとつ。みんなが家を見つけることなんだ」
このたび、それらの一部をまとめた1冊の本『Rescue Me』を出版。価格は今なら13.56ドル(約1,500円)で、売り上げの一部は動物保護団体に寄付される模様。購入はこちらから。
Licensed material used with permission by Rescue Me