日本の伝統をベースにしてつくられた「ペットハウス」は快適そのもの
幾何学パターンで組み立てられた多面体の物体。一瞬、オブジェにも見える丁寧な仕上げ。これが、ペットハウスだと知って驚いた。日本のナチュラルスローというブランドだそうである。温もりの感じられる素材は、日本伝統の桐。ペットハウスに収まっている猫や犬たちの表情を見ていると「落ち着くニャン!」「快適だワン!」という声が聞こえてきそう。
夏は涼しく、冬は温かい
素材の桐は、日本古来よりタンスなどに使われてきた。軽くて丈夫な上に、防虫、防カビ、そして、湿気がこもりにくい特徴はペットハウスに最適なんだとか。また、断熱効果も高いので、夏は涼しく、冬は暖かい。そんな快適さが約束されている。
3シリーズのネーミングは、ほこら、ねぐら、かまくら。見た目には似ているけど、それぞれに特徴があるらしい。
祠(ほこら)をモチーフにした
HOKORA
神仏を祀る社や祠では、猫を見ることが多い。というのも、隠れるのが大好きな猫にはとっておきの隠れ家だからだそう。HOKORAの三角形の入り口は、あえて狭く作られている。それは、猫が少しでも安心できるようとのことなのだ。
手のひらに包みこまれるような
NEGURA
その形は、まるで手のひら。この手のひらにやさしく包み込まれると、ついついウトウト…。NEGURAは、ひなたぼっこしているペットたちを間違いなくお昼寝に誘ってくれるはず。スタイリッシュな外観は、インテリアとしてもグッドだ。
雪国の伝統行事に発想を得た
KAMAKURA
かまくらは、元々、東北の積雪地方に伝わる正月行事だった。雪でつくった家の中に祭壇を設けて水神を祀ったのだ。その語源は諸説あるが、1つは形が竈に似ているから。日本の美を体現したKANMAKURAは、どこか懐かしさを感じさせてくれる。
気になるお値段は?
これらのペットハウスの製造は、すべてメイド・イン・ジャパン。1つひとつが職人の手によって、丁寧に仕上げられている。で、気になるお値段だが、HOKORAとNEGURAは、¥27,000(税抜)。KAMAKURAは、¥27,000(税別)と¥37,000(税抜)の2種類。
因みにナチュラルスロー社は、FacebookやInstagramでくつろぐペットたちを随時公開している。この姿が何とも癒されるのだ。みんな、とっても幸せそう。次の記念日、こんなペットハウスを愛する家族にプレゼントしてみるのは、いかがだろう?