相手の気持ちに寄り添う「共感力」が強い人、5つの特徴
自分が言っていることは間違っていないはずなのに、なぜかスムーズに物事が運ばない...。そんな悩みを抱えている人は、ひょっとすると「共感力」が足りないのかもしれません。
「共感力」は、人の気持ちを汲んで寄り添うことができる力のこと。正論だけではなかなか人は動かないものですが、相手の気持ちに寄り添うことで変わってくることもあるのです。
「Elite Daily」のライターRosebud Bakerさんは、そんな共感力が強い人の5つの特徴をまとめています。
01.
他人への
好奇心でいっぱい
共感力の元となるのは、子どものような他人への強い好奇心。共感力がある人は、見知らぬ人とでもすぐに打ち解けられます。彼らは、他人のことを知りたいという好奇心いっぱいで話をするからです。
普通の人は、20歳くらいになるまでに他人への好奇心は薄れていきますが、共感力の強い人は少し違います。他の人の人生からはいろいろ学ぶことが多く、その話を聞くのはタメになることを知っているのでしょう。
02.
クリエイティビティに
満ちている
アーティストの多くのは、他人を細かく観察しているもの。共感力があれば他人を理解しやすいですし、それを自分の作品に反映させやすいから。
だからと言って「共感力がある人が必ずしもアーティストである」というわけではありませんが、彼らは常に自分が共感したものを表現したい欲望に駆られています。
たとえアーティストではなくても、感じたものを表現するだけでそこには素晴らしいものが出来上がっているのです。
03.
言葉がなくても
コミュニケーションできる
普通、お互いの考えていることを知る一番の方法は、話をすること。でも共感力の強い人と話をしていると、時として話す前に思っていることを言い当てられることがあります。
なんだか超能力みたいですが、共感力がある人の多くは、会話をしなくても観察しているだけで、その人が何を感じているのかがわかるのです。他人のちょっとした動作をよく観察しているからでしょう。
04.
他人との共通点を
見つけるのがうまい
共感力がある人は、誰もがどこかしらに共通点を持っていると知っています。他人のダークな一面にも臆することなく接することができるのは、自分と相手が深い部分では同じ存在だとわかっているから。
お互いに共通する点があると感じている人同士は、話がしやすいもの。共感力がある人には、初対面であろうと、誰もが心を開いて話をしてみたくなるのです。
そして、心地よく話をしているうちに、だんだんと先入観や固定概念が壊され、柔軟な姿勢でものを見ることができるようになっていきます。
05.
周りに訴えかける
チカラがある
共感力がある人は、自分の考えやアイデアを人に広めることに長けています。他人をよく理解しているからこそ、強い影響を与えることができるのです。
どんな大きな社会の変化も、最初は小さな関係から変わっていくもの。共感力が強い人は、ときに社会そのものを変えるような変革を起こしてしまうこともあります。共感の力は、人の気持ちを受け取り寄り添うだけでなく、メッセージを発することにも役立つのです。