ネガティブな人とスマートに付き合う「10の方法」
たとえ職場を変えても、新たな街に移り住んだとしても、ネガティブな人というのは必ずいて、あなたに付いてまわります。周りを変えることはできないからこそ、ポジティブ精神を忘れずに、誠意を持って接することが大切です。
「I Heart Intelligence」のDondi Leighさんは、そんなマイナス思考な彼らとうまく付き合っていく方法を提案しています。
01.
冷静に物事を分析する。
ネガティブな人は自分の考えが「正しい」と思ってもらえるよう、洗脳するのが得意。優しくて思いやりが厚い人は、彼らが少しでも変わってくれることを信じて、新たな見解を持てるように手助けするでしょう。
ただそれでも変わる気がなく、彼らのネガティブさに引きずり込まれそうなれば、縁を切るのもひとつの手かもしれません。
02.
ポジティブな環境づくりを心掛ける。
あなたがつねにポジティブさを忘れず、周りにも同じように前向きでいてもらう「自分のなかの基準」さえ持っておけば、ネガティブな彼らは「同調するか離れるか」を選択するでしょう。
それは、酷なことでも何でもありません。基準を立てることは、メンタルを健康に保つひとつの手段なのです。
03.
先入観や偏見を持ったまま接しないこと。
まずは、偏見を持たないこと。みんなそれぞれ違うバックグラウンドがあり、ネガティブな考えを持つようになってしまったことにも、何かしらの理由があるでしょう。
偏見を持つと、言動からすぐその考えが露わになるものです。マイナス思考な人と解決案を見出すときは、先入観を持たずに話し合うことがベストです。
04.
大人な対応をする。
思ったことをすぐ口にしたり、相手を侮辱したり…。私たちはもう子どもではありません。相手に敬意を持って、大人らしく対処しましょう。
05.
とにかく笑顔で。
笑顔は、ネガティブな人に「この世も悪くない」と思ってもらえる最高の武器。彼らはよく「世界は敵だ」と思い込んでしまいがちです。
どの手段も彼らに響かないようであれば、笑顔を見せてあげること。するとパっと世界が開けるかもしれません。
06.
必要であれば休憩を。
ネガティブな人たちから一旦離れるのも、もちろんありです。自分の限界を理解し、ときには距離を置くのも正しい判断のうち。
07.
思いやりを見せてあげる。
もしかしたら、彼らは生活面で悩みを抱えているのかもしれません。たとえばお給料や職探し、または住まいに対する不満、積み重なる恋人との喧嘩の回数、など…。
日常的なストレスからとばっちりを受けているだけ、と知るだけでも気持ちは楽になります。たとえそれ以外の理由があったとしても、彼らが抱える問題を知れると、思いやりも見せやすくなるはず。
08.
ポジティブ精神を持つことを諦めない。
驚くかもしれませんが、「自分はマイナス思考だ」と、みんながみんな自覚しているとは限りません。もしかしたら、ポジティブな考え方を伝えるだけで、彼らのネガティブは打ち消されるかもしれません。
諦めず、ポジティブな主張をし続けること。
09.
彼らの行動を正当化しない。
なぜなら、そうしても意味がないからです。ネガティブな人は多くの場合、文句を言いたいだけ。そして、ただひたすらそれを聞いてくれる人が欲しいだけなんです。
そもそも、思いやりや建設的な批評は求めていません。
10.
自分のせいにしない。
これが一番難しいところでしょう。たとえネガティブな人に責められても、自分のせいにはしないこと。
私も最近、このような状況に陥りました。3人の共通の友だちの前で、1人が私のことをバカにしたんです。触れてほしくない話題に触れられ、私はその時点で耐えられなくなってしまいました。その刺々しい言葉を真摯に認めてしまい、泣きながらその場を立ち去りました。
でもそれは決して正しい言葉ではなく、彼も機嫌が悪かったから発した言葉だったのだと、あとから気づけたのです。