「物欲を満たす=幸せ」という誤解。幸せになれない9つのワケ
買い物はハッピーな気分になるし、いいリフレッシュになります。
でも、「becommingminimalist」のJoshua Beckerさんによれば、人はモノを購入することで余計なものを増やしてしまい、かえって幸せから遠ざかっている可能性があると言います。
今回は、ミニマリストの視点から彼がまとめた「モノを買うことでは幸せにはなれない9つの理由」を見てみましょう。
01.
カタチあるモノは
いつか壊れる
お店で売っている新品の商品はキラキラ輝いて見えますが、家に帰ってパッケージを開けた瞬間から劣化が始まります。購入した時点で、もうその商品はお店に並んでいたときほどの価値がないのです。
02.
どんな最新モデルも
すぐに時代遅れになる
03.
心配事が増える
知っていますか?私たちは知らず知らずのうちに、自分たちで心配事を増やしているのです。最新モデルのスマホを買うと、携帯に傷をつけないように気をつけたり、盗難を警戒したり、といったふうにね。
04.
モノには
メンテナンスが必要
メンテナンスには時間、エネルギー、お金がかかりますよね。ものを所有しているようで、ものに所有されてはいませんか?そのメンテナンスに必要なものを、あなたをもっと幸せにすることに使ってみてはいかがでしょう。
05.
お金の価値は
思っている以上に高い
私たちは働いて、お金を得ています。あなたが今欲しいものは、あなたが何十時間も働いて買うだけの価値があるものですか?
時間は有限です。あなたの貴重な時間を使って働いて得たお金を「モノ」に変換してしまうより、もっといい方法があるはず。
06.
他人からの目を
気にしてしまう
私たちは無意識のうちに、最新の車、スマホ、バッグで周りを驚かせたいと思ってしまいます。でもあなたが考えているより、人はあなたのことを見ていませんよ。
みんな、それぞれのことで忙しいのですから。
07.
他人の持ち物を
気にしてしまう
隣の芝は青く見えてしまうもの。でも、足ることを知らずに、いつまでも他人のことを羨ましく思っていては、幸せなんてやってきません。
08.
モノで人は
満たされない
クローゼットや引き出しに溢れるくらいの洋服やバッグ。どれだけ持っていても、また新しいものが欲しくなります。結局、私たちは買い物で満足感は得られず、いつも何か物足りない気持ちなのです。
09.
経験は買い物よりも
価値がある
何かを買うよりも、どういう経験をしたかということの方が人生において大切です。何かを達成した時の満足感は、あなたの今後の人生に末長く影響を与えるでしょう。
最後にひとつ
ミニマリストとして、最後に1つだけ。ミニマリストは自分の物欲を否定するものではありません。自分の物欲に再度、問いかけるのです。「それは本当に必要なもの?」と。
私たちには、モノより大切なものがたくさんあります。愛、友情、正義、社会貢献…。ミニマリストの目標は、自分の大切なものや幸せを自分の価値観で探すことなのです。