「GWを制するものは、1年を制す」。人生が豊かになる長期休暇の過ごし方
「GW(ゴールデンウィーク)」。なんてスウィートな響きでしょう。素晴らしい大型連休までのカウントダウンが、今年も始まりました。気分はウキウキで、仕事中でも少し気をぬくと、意識は南国の海へ飛んでしまいそう。
そんな浮き足立っている今だからこそ読みたいのが、起業家のElle Kaplanさんが「Inc.」にまとめた記事。遊ぶだけで終えるのではなく、時間を有意義に使って1ランクアップするために大切なこと、を教えてくれていました。
納得できることばかりで、ロクに計画を立てていなかった私も、背筋がシャキッとのびました。楽しむのはもちろん、これを実践すれば「五月病」とも無縁になれそうです。
01.
興味のない飲み会には参加しない
飲み会というのは思ってる以上に弊害が出るもの。二日酔いだけでなく、体調を壊してしまうことも。連休だからこそ、ひとつひとつの予定をしっかり価値があるもので埋めていきましょう。過度のスケジューリングは生産性を奪います。
興味のある飲み会であったとしても、お酒ばかりに時間を取られるのはもったいない。そういう時は休暇後の金、土曜などへの日程変更を提案してみてください。
02.
休暇初日までに計画を立てておく
早々に計画を立て、予定がすでに入っていることを公開しておけば、空気の読めないクライアントの魔の手から、あなたの休日を守ることができます。早くから準備を始めることは、休暇中は動けないことを伝える意味でもあるのです。
突然仕事が舞い込んでくるなんて事態は、できる限り先に防いでおきましょう。
03.
ストレスの対処法を考える
普段は、ストレスを抱えてもその度に解消している時間はないでしょう。ストレスは正しく利用できれば、むしろ仕事の生産性をあげる、学習能力を高める作用があります。全く不満のない生活を作り上げることは難しいし、大きく環境を変えない限り劇的な変化は見込めません。
「どうストレスを利用するか」に着目して、時間があるときこそ普段の生活の質を高めるために、思考しましょう。
04.
「退屈な時間」はつくらないようにする
体を休め、心を整えるために「何もしない」という時間を取ることは、とても大切なことです。しかし、意味があって何もしないのと、ただの「退屈な時間」はまったくの別物。
だらだらと流れる時間はむしろ体を気だるくさせ、やる気をどんどん奪い、罪悪感がぼんやり広がっていくだけ。こんなにもったいない過ごし方はありません。
05.
アクティブに動くことを意識する
せっかくの休日なのだから、ゆったり家でゴロゴロしたい。そんな気持ちもわかります。けれど思い出してみて、そういう時間を恋しく思うのは、意外と休日の前だけだったりしませんか?なんの予定もない当日になれば、上で述べた04になる確率の方が高いのです。
運動をしたり、買い物をしに街へ出ることでテンションが上がり、1日をより有意義に使えます。ゴロゴロするのは動いた後のお楽しみとして、うまくスケジュールを立てましょう。
06.
健康的な時間にしっかりと睡眠をとる
連休はどうしても、夜更かししすぎてしまうもの。映画を見たり、飲み会したり。けれど生活リズムが崩れていくと、体調や心も乱れ、判断力も低下していってしまいます。
仕事が始まった時のためではなく、より連休の質を高めるために、健康的な生活習慣を心がけましょう。
07.
人生と向き合う時間を大切にする
「今の仕事を通してどうなりたいか、来年どんな自分になっていたいか、どんな人生にしたいか」を考えることは、日々を充実させるために大切なことです。毎日仕事して帰ってくるだけで終わってしまい、心と向き合う時間がおろそかになってしまうからこそ、理想や、目標、今のストレスを見直し、心の棚卸しに時間を費やしましょう。
GWが終われば、2017年の折り返しまであと少し。最高の1年にするために、上半期の振り返り、下半期のプランニングはこのタイミングがベスト!