ぶっちゃけ、GW明けが今から憂鬱でしょうがない人へ

有給を取得している人であれば、9連休もある今年のゴールデンウィーク。これだけ休みがあれば、今から密かに連休明けの“反動”をおそれている人も多いのでは?

そんな時、無理して頑張ろうとはせず、素直に自分の気持ちと向き合ったほうが気が楽になるかもしれません。このように個人的に考える理由は、海外生活でのある経験がもとになっているからなんです。

悩んでいた私の背中を押してくれた
大学の先生のひと言

私が以前通っていたオーストラリアの大学には、カウンセリングサービスがありました。仕事をしながら勉強するなどして経済的な心配事や人間関係など個人的な悩みを抱えていた生徒をはじめ、大学に関わる教師も対象でした。そして、もちろん国内の生徒だけではなく留学生も。

当時の私は、家族が体調をくずしていたことが理由で、日本を離れて勉強することにかなりの困難を感じていました。

そこで、私は親しかった先生に相談したのです。

すると彼女は、実は自分も抱えきれないほどの仕事と個人的な悩みが重なっていて、大学にあるカウンセリングへ行っているのだと打ち明けてくれました。

まだまだ抵抗を感じる人が多い日本に比べると、海外では(もちろん地域によってですが)カウンセリングは生活にある程度根付いているように思えます。海外ドラマや映画にも、登場人物がカウンセラーに相談するシーンが時々でてきますよね。

とはいえ、当時の私も「カウンセリングへ行って話してみたらどう?」というひと言だけではすぐに行く気にはならず……。

結果的には、カウンセラーに話を聞いてもらうことになったのですが、その時に背中を押してくれたのが、以下に紹介する先生の言葉でした。

「自分をよく知る人だと知らないうちに気を使いながら話してしまうけど、知らない人が相手だと、逆に気兼ねなくいろんな事を話せてスッキリするよ」

この言葉を聞いた直後はまだ半信半疑だった私も、カウンセリング後は思っていた以上に気持ちが軽くなったことを覚えています。

とはいえ、行ったことがないのに突然カウンセリングへ行くとなると腰が重いはず。そこで提案です。

季節はせっかく出会いの春。ですから、新しく知り合った人と積極的に自分のことを交えながら話してみるのはどうでしょう?

もちろん、いきなり重い話をするというわけではありません。普段は口に出さないあなた自身のことや感じていることについては、よく顔を合わせている人よりもまだあまり知らない人を相手にした方が、触れやすいかもしれないということです。

「そうなんだね」と先入観なくうけとめてもらえたら、案外スッと心が軽くなるかもしれませんよ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。