罪悪感のない「使い捨て」BBQコンロ

1回こっきり使い捨てBBQコンロ。網もグリルも炭も、必要なものはすべて揃って、終わった後もこのままゴミとして捨てられる。しかも、これで約850円と値段もまあまあ。

もちろん罪悪感ゼロかと言われれば、それもまた難しいところではあるけれど、少なくともあの後片付けから解放されるとなれば、食指が動いたとしても不思議はないんじゃないかな。

デイパにINできる
超お手軽BBQコンロ

この「CasusGrill」は、タテヨコおよそ30cm × 23cmというから、だいたい電話帳くらいのサイズ感。

可能な限りコンパクトに、さらには環境にやさしいつくりを追求した結果が、おなじみスチールやステンレスものではなく、ボール紙製の組み立て式だった。

これでBBQなんて冗談?と疑ってしまう。ところが、デンマークのメーカーは太鼓判。「どんな食材でも十分おいしく焼きあげますよ」と。

生分解性100%の天然素材
だから、網も竹串で

少なくとも地球へのやさしさを考えて開発されたということだけは、はっきりしている。

持続可能な木材の生産と流通を認証する国際機関(FSC)の認定を受けたボール紙のボディ、中にはドーナツ状の竹炭。さらにその外側を白いつぶつぶの溶岩覆う。これが熱を逃がさず、いくら炭が燃えてもコンロ自体を燃焼させない役割らしい。もちろんボール紙を触っても大丈夫。

断熱ができてしかも軽い、素材セレクトもナイス。そうそう、溶岩といえば遠赤外線や消臭効果もあるわけだから、たしかに理に適ったつくりだと言えるのでは。

さらに、聞けば網には竹串を用いているそうだけど、これが意外に燃えてどうしようもないことにはならないみたい。

組み立てにかかる時間はおよそ5分。使い慣れたコンロでも、さすがにこうはいかないだろう。ちなみに燃焼時間はおよそ1時間。

使用後はこんな感じ

そもそも、きれいに洗ってメンテすればいいだけの話。だけど、汚れたコンロの後片付けをしなくていい……本音を言えば、これ以上ありがたいことはない。

なんとなく「捨ててしまう」こと自体に、罪悪感が付いて回るというのは考えすぎ?まあ、手軽さ最優先という人にはいいのかも。

Licensed material used with permission by CASUS GRILL
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。