双子の女の子がMOMOツインズと呼ばれる「命に関わる」理由
双子のLeiaとLaurenは、「MOMOツインズ」と呼ばれています。モモという愛らしい言葉の響きからして、愛称のようなポジティブなイメージを抱く人もいるかもしれません。
だけどその名前は、ふたりの命に関わる重大なことを表しているのです。
妊娠確率「1%」のハイリスク
由来は、ふたりを妊娠したときにMonochorionic-Monoamniotic(1絨毛膜1羊膜双胎)と判明したため。母であるAmberに聞いてみたところ、MOMOを妊娠する確率はわずか1%なのだそうです。
胎児を包む羊膜は、普通は1人につきひとつらしいのですが、LeiaとLaurenは2人でひとつ。それぞれのへその緒でひとつの胎盤を共有しており、お腹の中でヘソの緒が絡み合う危険があると医師から言われていました。発達障害の可能性もあったため、両親にとって不安な日々が続きました。
運命の日がやってきた時、32週目の早産でLeiaとLaurenはこの世に誕生しました。しかし、1500gと1600gの未熟児として。何があってもおかしくない状態。ICUで2週間過ごし、その後もしばらく病院での生活が続くことに……。
ハッピーな日に訪れた
世界で一番の幸せ
出産後も気の抜けない日々が続きましたが、2つの小さな命は無事に両親の元に戻ってきました。ふたりが生まれて初めて家にやってきたのは、奇遇にもAmberの誕生日。今までで一番のプレゼントになったと、心から喜びました。
上の動画は、7月に撮影されたLeiaとLaurenの2歳の誕生日。ママとパパの愛情に包まれながら、元気いっぱいに育っているようです。
あの長く続いた不安との戦いがウソのように、あっという間に成長した子どもたち。日々の思い出を大切にするために、Amberは双子の成長記録を作ることに決めました。
Instagramで写真の公開を初めて10ヶ月ほどのこと。なんと、26万人ものファンができたのです。現在のフォロワー33万人以上。きっと多くの人が、子どもたちの成長を楽しみにしているのでしょう。
見た目が似ているLeiaとLaurenですが、性格は正反対なんだそう。でも、どちらもダンスと音楽が大好きで、絵本やおもちゃの好みは同じ。そのため最近は、ひとつのおもちゃを巡る熱い戦いを見ることが多いのだとか。
ただ、お互いのキズナも歳とともに深まり、ビスケットを分かちあって食べることもあると、Amberは嬉しそうに語っています。
親の目から見た愛しい娘たちの成長記録を見てみましょう。