目からウロコ。腰痛を悪化させる7つの習慣

腰や背中の痛みは、世界共通の悩み。僕自身、背中を痛めて、一通り検査を受けたばかりなので、このことに関して書かれた記事には興味を惹かれました。『Elite Daily』のライターAnnakeara Stinsonによれば、日々の習慣や仕事が腰まわりを痛める原因になっているのだとか。

先に断っておくと、以下7項目で専門的な根拠が記載されているのは、01.と07.だけ。しかし、その他の項目に関しても、悪影響を及ぼしそうなイメージが湧くのは確か。「注意しすぎて損はない」というスタンスで、参考程度にどうぞ。

今日1日、特に何もすることなしにメールばかりで、それでも自分に問いかけてしまうのが「なんで腰が痛いんだろう?」という質問。時に、私の腰は、頭の上に岩を抱えて16キロの登山をしたかのように痛みます。でも、実際はどこからともなく来ている痛みなのですが、なぜこんなに不快なのか、原因を見つけることはできません。

でも、それは私だけじゃないのは確かなこと。米国カイロプラクティック協会によると、腰痛はよくある欠勤理由の1つであり、アメリカで働く人の80%は過去に腰痛と闘ったことがあるといいます。その上、腰痛は世界中で障害を引き起こす主な原因の1つだともされています。腰痛を抱える人はたくさん、間違いなく、たくさんいるのです。

ソファを持ち上げようとして筋肉を引っ張ってしまったりなど、何か大掛かりなことをすると腰痛になる、と私たちは、考えてしまいがちですが、じつは日々の習慣や仕事こそが、腰を弱くする原因となっているのです。日々の生活でここに挙げた習慣を見直していけば、その痛みを最小限にとどめることができるかもしれません。

01.
ぶっちゃけ何もしない

座っている時間が長く、特にエクササイズもしないでいると、実は腰痛になりやすいのです。つまり、たいてい特に何もしない人。こんな風に無気力でいると腰が弱くなり、ちょっと力のいる日常の動きでもすぐに痛みを感じてしまったりするのです。

Houston Methodist Specialty Physician Groupで脊髄の健康に関する専門家である整形外科医のWilliam Watters III医学博士は、『Everyday Health』に対して、健康な腰を維持するためには、エクササイズが必要不可欠であると説明しました。

有酸素運動と筋トレを、週2~3回はするようにしましょう。特に腹筋や背筋を鍛えるエクササイズは、腰痛を軽減させるのには非常に大切な要素となります。お尻に生えた根っこを断ち切るべく、十分なエクササイズをするように心がけましょう。

02.
マットレスや枕が
支えになっていない

朝起きた時に背中が痛いなんていうことは、ありませんか?それは使っているマットレスが十分な支えになっていないからというだけでなく、使っている枕も悪いからなのです。

それを考慮して、背中を十分にサポートしてくれるマットレスにお金をかけるのは間違いなく価値のあること。どんなマットレスが1番合っているかというのは人により異なりますが、個人的には堅めの低反発のマットレスがとてもよかったです。

03.
特定のエクササイズ

どの種類のエクササイズも、万人に合っているとは限りません。自分のカラダが気持ちよくいられるためのエクササイズは、どんなものかということに気を配ってみましょう。また、どんなエクササイズが無駄なストレスや負荷となっているのかということにも。自分のカラダに何が合っているのか、1番良く分かっているのはあなた自身なのですから。

そして、本当に、腰痛には微妙なエクササイズというのが沢山あります。特に日中コアの筋肉を使っていないなら。ピラティスのように、自分のコアと背中の筋肉を慎重に鍛えることのできるエクササイズだけを選びましょう。また、自分の筋肉を内側から鍛える方法を、先生やパーソナルトレーナーに聞いてみるのもよいかもしれません。

04.
買い物袋を持ち上げる

あるいは学校カバンや、衝動買いしてしまった韓国のスキンケアがびっしりと詰まったアマゾンの箱など。重いものを持ち上げる時、カラダのことを考えて注意深くいる人がほとんどですが、日々の荷物もまた腰の筋肉に負担をかける原因となっていることを簡単に忘れてしまいがち。

買い物袋でもソファでも、何かを持ち上げる時は、その方法を考えるようにしましょう。たとえば、向きを変える時は骨盤から動きはじめたり、ひざを使ってしゃがんで荷物の重さをできるだけ自分のカラダから近くにしておく、などです。

05.
浅く椅子に座る

悪い姿勢は、血管や神経を圧迫してしまい脊髄の構造を変えてしまう可能性があります。そうすると、筋肉や椎間板、関節などの問題を引き起こす原因となる場合もあります。

座っている時の姿勢を良く保つコツとは?自分の足が地面につく高さの椅子で、腿が地面と平行になっているようにしましょう。肩の力は抜いて、前のめり過ぎず後ろによっかかり過ぎずに。パソコンで文字を売っている時でも、読書をしている時でも、常にコアに神経を集中させて(おヘソを背骨に向けて引きつける感じです)いましょう。

06.
古い靴を履く

ヴィンテージのヒールが大好きなのは分かるし、10年間履いたナイキのスニーカーを捨てられない、というのも分かります。

でも真面目な話、そんなものにはさようならの時期が来たようです。サポート能力を失った靴(あるいは、元々サポートなんてしない靴)は歩き方に影響を及ぼし、悪い歩き方から姿勢が崩れると、腰に負担がかかることがあります。

07.
Instagramを見続ける

これだけは信じてください。スマートフォンは姿勢にはよくないことばかりです。CBSニュースで発表された研究では、首を曲げて頭をスマホに向けて60度傾けるのは、脊髄に約27キロ程の負荷をかけるのと同じだそうです。

1つ1つの瞬間が大切なんですよね。だから、筋肉を鍛えて、よい靴を買って自分を支えて、たまにはスマホから手を放してみましょう。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。