「君とは、結婚できません」と決めた男たち。破局後は幸せなのか?
「結婚」
この言葉。あなたは幸せに感じる?それとも重く感じる?
自分の結婚式でも知り合いの結婚式でも「おめでとう」と周りから祝福されて、2人で最期のときまで暮らしていく。人生をともに歩いていける人に巡り会えたら、それは最高の幸せ。でも、たとえば相手が浮気していたり、どちらかの“心にシコリ”があったり。もしも、結婚したあとに「こんなはずじゃなかった……」と、思ったら。
「Elite Daily」で、愛についての多くの記事を書いているJen Glantz。今回は、結婚するのをやめた10人の男たちのその後を綴っている。彼らは幸せをつかんだのだろうか。
結婚式にゾッとする?
自分の「気持ち」を確認してみて。
結婚式の直前に、ものすごいストレスとプレッシャーを感じてしまう人もいる。式の直前まで考えて、「本当の気持ち」に気づいたなんてことも。
もしかしたら、あなたも結婚する準備ができていないと気づくかもしれないし、本当は相手を愛していないということに気づくかもしれない。 もしくは、相手が浮気していたり嘘をついていたり。自分を愛していないという現状を見つめ、冷静になることだって。
家族や友人に結婚式をキャンセルするしようと言わないといけない。これは、一度は生涯を共にしようと決めた相手をもう見たくもないという事実に気づいてしまうのよりも辛いこと。
「結婚をやめたいから、結婚式も挙げられない」そう、自分がパートナーに電話で伝えるところを想像してみて。 悪夢を見ているようにゾッとした? そのような状況に直面した以下の10人がどのような行動をとったのか。読んでみたらちょっと共感できるかも。
01.
出会い系アプリに登録したよ。
ジョーイ(27歳)
人生とか結婚とか、けっこう夢見ていたんだけどもう疲れたよ。これからはもっと現実的になろうと思う。僕らの関係はしばらく悪化していて、結婚式はもはやお互いの我慢比べみたいになっていたんだ。しかも、最終的には失敗。
結婚式の一ヶ月前に別れることになって、その晩家に帰ってから出会い系アプリを3つダウンロードしたよ。それで、彼女と別れたつらい気持ちを早く忘れられたんだと思う。
02.
15年ぶりに泣いた。
ヘンリー(28歳)
僕はあんまり感情を表に出すタイプじゃないから、最後に泣いたのは11才のときに祖父が亡くなったとき。僕にとっては父親みたいな存在だったから、ものすごく悲しかったんだ。
婚約者が浮気してたってわかったとき、本当に最悪だった。めちゃめちゃ泣いたよ。
03.
ラスベガスに逃亡した。
ブレット(28歳)
俺は結婚式から逃亡したんだ。ラスベガスへの片道切符を買って、そこで働いている友だちの家に転がり込んだんだ。
結婚式の一週間前、朝起きて、ふと思ったんだ。「ダメだ。いま結婚なんてできない」って。ただ、もうそれじゃダメだって思ったんだ。バカげた考えだって思うだろ?でもそんな気持ちのまま結婚するほうがもっとバカげているよ。
だからラスベガスに行ったんだ。2週間ほど、どこにいるのかは誰にも言わずにね。
04.
1年間、誰とも付き合わなかったんだ。
トロイ(27歳)
僕らの場合、お互いに「あんまり相性が良くないんだ」って気づいたから、結婚式を止めることになったんだ。僕もちょっと世捨て人みたいになっちゃって、何週間もアパートから出ずに、めちゃくちゃ太ったよ。
元婚約者は僕には合ってなかったわけだけど、またひとりになっちゃったのはつらかったんだ。みんな僕に他の女の子と付き合うように勧めてきたけど、結局また他の人と出かけたりできるようになるまで、1年かかったよ。
05.
新しいパートナーを見つけたよ、精神科医のね。
クレイグ(30歳)
僕のセラピストの名前は、ジェシカ。彼女は僕の母親くらいの年齢だけど、立ち直れたのは間違いなく彼女のおかげだよ。婚約までしたのに彼女が「あなたのこと、愛しているかわからなくなったの」と言って、結婚式の計画が崩れ去っていくのは、本当につらかった。
ジェシカは僕を立ち直らせて、もう一度元の生活に戻る手助けをしてくれたんだ。僕は半年以上、週に一度は彼女に会いにいってるよ。
06.
ミッション『彼女を取り戻す』が開始。
ドン(27歳)
俺は本当に最悪の男だったよ。夜遅くまで友だちと出かけて、飲み歩いていたんだ。彼女のこととか、結婚式の計画とか、全部無視していた。何ひとつ手伝わなかったんだ。彼女から意見を聞かれたときも、俺はただ呆れた顔で彼女を見て、テレビの音量を上げただけだった。彼女のことを愛してないわけじゃなかったんだけど、テーブルクロスをどうするかとか、どうでもいいことだと思っていたんだ。
4ヶ月間婚約していたんだけど、彼女はある日荷物をまとめて出て行ったんだ。彼女は、結婚式も僕らの関係も全部終わりだって言ってた。そのときになって初めて、自分がどんなに身勝手で、好き勝手やっていたかに気づいたよ。それからは全力で彼女を取り戻すために動いた。3ヶ月かかったけど、最終的には彼女も考え直してくれたよ。
07.
結婚式はやめて、2人で駆け落ちすることにした。
ポール(32歳)
他のやつが言わないことを教えてやるよ。「結婚式はストレスだらけだ!」。本当に人生のありとあらゆる問題が浮き彫りになってくるんだよ。俺の母親が結婚式を仕切りたがって、みんなとケンカし始めたんだ。
結婚式なんて2人の関係の邪魔でしかないし、自分たちが良くない方向に変わっていくと思ったから、俺らはもう結婚式関連のことは全部やめることにしたんだ。2人の関係に向き合うことだけを考えることにした。それから1年くらいして、駆け落ちしたよ。そのほうがずっと簡単だったからね。
08.
両親と一緒に住むことになった。
サム(29歳)
婚約者だった彼女と同棲していたから、彼女に別れを切り出されたら、行くところがなくなったんだ。なんで彼女が別れたがったのか、僕には全然わからないよ。僕たちは6年も付き合っていて、婚約して2ヶ月だった。彼女は突然、別れたいって言い出したんだ。ふさわしい男じゃなかったのかな。
住む場所がなくなったから、両親のところへ引っ越したよ。1年経ったけど、僕はまだ子どもの頃に使ってたツインサイズのベッドに寝ているよ。
09.
仕事を辞めて、全部捨てた。
セス(26歳)
僕は、結婚を決めるには若すぎるって思ったんだ。24才で婚約したんだけど、当時の僕はマーケティングアシスタントとして働いていて、シカゴに住んでいた。そして、自分の人生が窮屈すぎるって感じていたんだ。だから、全部をリセットすることにした。彼女との関係も、仕事も、契約していたアパートも、全部捨てた。それから荷物をまとめてバックパックを始めたんだ。4ヶ月間、ひとりでタイを旅行してきた。それはもう、大革命だったよ。
10.
恋に落ちた…犬と。
ニック(33歳)
犬は良き友だよ。とくに婚約者が浮気ものの嘘つきだってわかったときには、最高だね。だから僕は、犬を飼うことにした。こんなに恋に落ちたことは、いままで一度もなかったよ。