僕のことを好きすぎる子は、好きじゃない

 

タイトルは、ある男友だちが、1週間に2日ペースで会うセックスフレンドから「付き合いたい」と告白された時に返したセリフだそうです。

 

ふたりの関係がスタートしたのは、彼女からのアプローチがきっかけだったといいます。最初はそこまで本気の感はなかったようで、彼もお遊びのつもりで体の関係を持ったのだとか。けれど、回を重ねるうちに彼女は正真正銘の恋愛感情を抱いてしまったため、セックスフレンドという曖昧な関係では満足できなくなり、告白するに至ったのです。

女が追いかける恋愛は
だいたいうまくいかない

 

この話を聞いて、「追いかける女と追いかけられる男」というアンフェアな関係で結ばれたふたりに素敵な未来はないんだな、と思いました(セックスは一切関係なく)。「男は追いかけられるより追いかけたい生き物だ」とよく言われているけれど、本当にそうなんだろうな、と。

そういえば、べつの男友だちも、前にこんなことを言っていました。

「好きな子から素っ気なくされたところで諦めようとは思わない。むしろ、もっと好きになる」

多分、自分からの働きかけなしに近寄ってきてくれた女の子を、大切に想うことは難しいのでしょう。なかなか本気で好きにはなれないのだと思います。

「好き」な気持ちを成就させるには

 

しつこくしない。追いかけない。一瞬でも「追いかける女」になったら、次、あちらから誘われるまで連絡しない。

うすうす気づいていたけれど、やっぱりこのルールを守るのが、女の片想いを成就させるには最良かつ無難な方法なのでしょうね。

意気揚々とこんなことを書いているわたしですが、いざ自分がその立場になった時に守れる自信はまったくありません。何度か追いかけるそぶりをする気がします。そぶりとか些細なもんじゃなくて、わかりやすく追いかけるはずです。
でも、同じ悲しみを繰り返さないよう、そしてせっかく生まれた「好き」という想いを台無しにしてしまわないよう、努力をしてみる価値は大いにあると思うのです。

 

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。