子宮にいた頃から「人間は泳いでいた」
と思わせる映像作品を発表

「なぜ人間は泳ぐのか?」

そんな疑問から導かれた映像作品が発表されました。コンセプトは「WATER BABY」。

これは、冒頭の疑問と同名の書籍をヒントに、国際的なスイムウエアメーカーでもあるSpeedoが制作したもの。

水に飛び込んだとたん、宙に浮かぶように重力を感じず何の音もしない。水の中では心を深い思考に導き、精神の集中も要求される……そして、誰にも見つからないマインドゲームを繰り返す。

このようなイメージを連想させる映像は、ほの暗い水の中でひとりの女性が身体を動かしつづける様子が映し出されます。まるで子宮の中の赤ん坊のように感じさせる1分強の世界。

コンセプトのWATER BABYという言葉に合点がいく仕上がりです。

惜しいことに、この映像作品の正式公開は、4月中旬になるとのこと。ただし、先行発表イベントも母胎を思わせる特設ドームで行われ、コンセプトに対する強いこだわりを感じさせるもの。

いまや水陸両用や高機能ウエアも展開するSpeedo。ベースとして培った“泳ぐ”ことへのフォーカスで、人々のウェルネスライフを支える原点を探っているのでしょうか。その判断は映像作品WATER BABYを観れば、きっと伝わるはずです。

©Speedo WATER BABY
©Speedo WATER BABY
Top image: © iStock.com/CWLawrence
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。