SFみたいな「空中浮遊操作パネル」にもなる非接触インターフェースが量産化へ
自動車用バックミラー製造の国内シェア1位など、部品メーカー大手「村上開明堂」が、今月初旬に光学技術を使った非接触スイッチのインターフェースを開発したと発表。
この技術で、近未来SF映画などに登場しそうな宙に浮いた画像や映像によるタッチパネル操作が現実のものとなる。
©株式会社村上開明堂
空中に浮かぶボタンを指すと、センサーで指の位置を絞り込んで反応する仕組み。濡れたままの手でも操作できるので、キッチンなどの水回りにも応用可能。すでにトイレメーカーや病院を対象に有償による技術のサンプル提供も開始しているという。
エレベーターのボタン、ATMのテンキーなど不特定多数の人々が利用する場面で直接触れない非接触操作は、感染症対策でもニーズが高くなっている。2022年春の量産化を目指し、さまざまな場面での活用が期待されるだろう。
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