「コロナウイルス」の感染が拡大する中国で「無接触デリバリーサービス」が話題
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。
ウイルスの発生源であり、多くの感染者を抱える中国では、地域によっては当局から事実上の「外出禁止令」が出されて人々は困難な生活を強いられている。
そんななか、ファストフードチェーン「ケンタッキー」が開始したのが「コレクトデリバリーサービス」──つまり、人との接触なく商品を受け渡すというサービスだ。
宅配スタッフは事前に決められた配達ポイントに到着後、依頼者に連絡。商品を置き、2メートルの距離をとって、依頼者が商品を受け取るのを遠巻きに確認することで、直接の接触を避けるのだとか。
なお、配送される商品には、調理やパック詰めの担当者、配達員などの名前と体温が記載されるという徹底ぶり。もちろん、宅配スタッフはマスクや手袋着用の完全防備だ。
「KFC」の「無接触配送サービス」以外にも、今回のウイルスの流行で中国国内には「無接触スーパー」や「無接触(無人)コンビニ」などが続々とオープンし、人々の生活を支えている。
が、何よりも、一日でも早く事態が収束し、中国の、そして世界中の人が安心して過ごせる日常が訪れることを願うばかりだ。
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