飛行機での乗客の「物理的接触」を減らす新たな「座席デザイン」

新型コロナウイルスによるパンデミックは、さまざまなプロダクトデザインにも影響を与え始めているようだ。

イタリアを拠点にする飛行機の座席デザイン会社「Aviointeriors」は、このたび、乗客同士の物理的接触を避けた斬新なシートデザインを発表した。ローマ神話に登場する門の守護神の名前から「Janus」と名付けられたこのデザインは、保護パネルで区切られた座席が交互に並ぶ設計だ。

© aviointeriors/Instagram

さらに、通常の座席にも簡単に取り付けられるパネルキットも同時に発表。これは、ウイルスの感染防止には、空気接触を避けるだけでも有効という研究結果をもとに発想。もちろん、パネルは簡単に洗浄することが可能で、衛生的な状態を長く保つことができるという。

長時間同じ座席に座る飛行機での移動が問題視されているなかでの新たなソリューション。実際に採用されるかは不明だが、乗客の安心・安全を守るため、航空各社は前向きにご検討を。

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Top image: © iStock.com/Cathal Stadler
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