6歳が描いた「絵」がユニフォームに。イタリアのサッカークラブの取り組み

イタリアのサッカー2部リーグ「セリエB」に所属する「ペスカーラ」が、チームのユニホームデザインを決めるコンペティションで、6歳の少年が描いた絵を採用することを発表した。

このコンペティションは当初、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により自宅待機を強いられている子どもたちに向けて、家での楽しみを提供するためだけに企画されたものだった。ところが「新型コロナウイルスを蹴っ飛ばせ!」というスローガンが注目を浴び、応募が殺到。実際にユニホームに採用することになったという。

そして、それを勝ち取ったのが6歳のLuigi D’Agostinoくん。「ペスカーラ」のシンボルである白いイルカが、泳ぎながらサッカーボールで遊んでいるような様子を描いている。また、希望の象徴であるがかかっているのも特徴だ。

ユニホームは今後、商品としても販売される予定とのこと。

多くのファンがこれを着て、チームを応援する。なんとも微笑ましい光景になりそうだ。

Top image: © Delfino Pescara
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