太陽光に当たると温度が上がる「毛糸」

「Red Heart」というアメリカの毛糸ブランドが開発した新製品「Heat Wave」が、数年後に世界中で愛用されそうなくらい便利だ。

これには“太陽光に当たると温度が上がる繊維”が採用されている。いや、正確には、紫外線に反応して発熱するようになっているので、曇りの日でも効果を発揮する。太陽が隠れていても、最大で7度温かくなるとのこと。

すっかり一般的になった、水分を吸収して発熱する吸湿発熱繊維とは異なるアプローチで開発された「Heat Wave」。この新素材が使われた洋服を着ておけば、寒いシーズンのアウトドア遊びも思う存分楽しむことができるだろう。

ただ、ひとつだけ欠点を挙げるとするなら、現在は毛糸としてしか販売されていないところ。自分の手で作り上げる楽しみもあるが、今後、セーターやニット帽などが製造されることに期待したい。

Top image: © Red Heart
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。