「ロボットがワンオペ」で運営するカフェが西宮に誕生!

兵庫県西宮市にある商業施設「エビスタ西宮」内のフードホールに、AI搭載のロボットが店長を務める「カフェロボット」が11月9日に誕生した。

「ロボットっていっても、入り口で挨拶してくれるくらいでしょ?」なんて思ったら大間違い。

ここで採用されているシステムは、いわゆる“ワンオペ”。つまり、ロボット一人(一体?一機?)で客対応から調理、提供までのすべてをこなしているのだ。

懸命に次々と客のオーダーをさばく姿はかわいくも健気なのだが、じつはこのロボット店長は非常にやり手で、天井に設置されたセンサーから客の年齢や性別を識別し、「誰にどのセリフを言えばいいか」を学習し、適切な接客をおこなうことで集客につなげているのだとか。

とはいえ、このロボット店長、現段階では3カ月間の試験期間中であり、今後の導入については、その結果によって判断される“雇われ”の身。

数ヵ月後にどのような雇用形態になっているか気になるところだが、慢性的な人手不足にあえぐ飲食業界の助っ人になってくれることを願うばかりだ。

©QBIT Robotics
Top image: © 2019 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。