どんなに忙しくても、自分を大切にする「5つの方法」
私がセルフケアという言葉を知ったのは、ニューヨークで働いていた4年前のこと。
ロウアー・マンハッタンにある『Refinery29』というデジタルメディアで、インスタグラムマネージャーとして働いてた。
ソーシャルメディアで仕事をするということは、時に、夜中の12時に起きてLive配信をしたり、深夜にクライアントから来た質問に回答するなんてことを意味する。
毎晩、夜遅くまで働き、いつもヘトヘトだった。
すべてが仕事中心で、ソーシャルメディアに囚われた日々が当たり前になっていく中で、私はいつも新しいエッセンシャルオイルや落ち着く音楽、オシャレなスパに行きストレス解消法を探してた。
周りの友人や同僚も私と同じような悩みを持っていて、私たちは次第に「従来のストレス解消法」とは違った方法を話すようになった。
今もなおフリーランス、そしてクリエイターとして東京のソーシャルメディアで働いている私にとって、この新しい場所でも自分の健康や幸福感を保つことは大切なこと。
寝る暇もなかったあの時から、この5つの方法が私にとって欠かせない「セルフケアの習慣」になっている。
01.
出発前にはベッドを綺麗に
これはすごくシンプルで当たり前かもしれないけど、家を出る前にベッドメイキングすることを心がけて。
『Medium』で読んだマイケル・トンプソンの記事「絶対無視できない永遠のアドバイス」にこんな文章があったの。
「最悪な一日を終えて帰宅したあと、自分の部屋がひどくゴミだらけだったら気分がよくなるはずがない。綺麗な部屋は気持ちを落ち着かせることに繋がるのです」
必ずベッドを綺麗にしてから家を出る!それだけで全然違うはずだから。
02.
日常にあふれる「小さな幸せ」を書き出す
ポジティブな考え方で一日を始めること。ひとつやり方を紹介すると、まず日常の小さな幸せのリストを作ること。日記やノートに書くと楽しめるから続けやすい!
ちなみに私は、今日はNetflixの『スティーブン・ユニバース』のエピソード、ユーカリの香り、売り切れる前にフェイスマスクを薬局で買えたことに感謝。
03.
「お気に入り」を身につける
最近ハマっているものは、水晶のブレスレット。
ヒーリングクリスタルは家に飾ってはあるんだけど、お父さんに長野の善光寺でブレスレット(水晶)を買ってくるように頼まれたことがあって。可愛いから自分にもローズクォーツのを買って、ほぼ毎日身につけてる。
ローズクォーツは「セルフ・ラブ」と「内面からの幸福」という意味を持っているから、特に多忙な日はふとした時に腕を見て気持ちを落ち着けているの。
04.
アプリを使って「5分間の瞑想」
とはいえ、一番のセルフケアは瞑想。「やり方が分からないし、集中できないから意味がない」と言う人がすごく多いけど、難しそうに見えてじつは簡単。
まず、1日のなかの5分間だけ座って自分の感情や気持ちと向き合うための時間を取ってみて(例えばインスタグラムで画面をスクロールしている時間とか)。
アプリを使ってみるのもおすすめ。私がよく使っているアプリは「Headspace app」。進捗を記録できるし、呼吸のエクササイズから、眠れない時のための「Sleepcasts」っていう睡眠用BGMまで何でも揃ってる。外出先では、たまに電車の中で瞑想アプリを使っている。座っているほうが、瞑想はしやすいから。
05.
就寝前はスマホの代わりに「本」
セルフケアで一番大事なことは質の高い睡眠を取ること。特に寝る前にスマホを見るのを控えること。
そしてできるだけ本を読むようにしている。最近だと『私のフランス生活』(ジュリア・チャイルド著)、『キッチン』(吉本ばなな著)とか。
『Medium』の記事「ぐっすり眠れる人の秘密」でMarkham Heidはこう紹介してた。
「最近の調査によると、ソーシャルメディアは刺激が強いため、眠りにつくことに障害を与える。Journal of Adolescenceの2018年の調査では、夜にソーシャルメディアを使用することは『睡眠前の認知覚醒機能』を高め、入眠障害に繋がる。これは、寝る前のソーシャルメディアの使用が不快な睡眠に繋がるという数ある調査のごく一部である」
いうまでもなく、愛する人と時間を過ごす、バランスのとれたダイエット、ジムに行くなど自分をケアする基本的な方法はたくさんあるし、私自身も実践してる。
これから毎週、私がこれまで試してきて良かったセルフケア法やハックを紹介していこうと思う。
1日の終わりに、「今日も自分らしくいられた」「できる限り自分の心と身体に親身になれた」と感じることが目標。なぜなら結局は、心が穏やかでよくケアされていれば、そのポジティブエネルギーが良い人間関係や健康的なライフスタイルに繋がって人生の色々な面でプラスな影響を与えるから。