着物を起点に地域の魅力を伝える「きものリトリートホテル」 が来春開業
2021年春、歴史と物語が紡がれた山形県白鷹町の歴史的建物「旧奥山邸」が、ホテルとして生まれ変わる。
ただし、どうやら普通の宿泊施設ではないようだ。
「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)」のテーマは“きものリトリートホテル”。「養蚕や着物への所縁と日本文化の伝承」と「からだを守る」という2つの要素を組み合わせ、着物の世界から地域・日本文化や身体を考えるリトリート施設を目指すという。
利用客が着物文化、白鷹町の文化、当時の生活文化などを体験できるプログラムを展開。地域の農家や商店、事業者などと連携し、伝統工芸の体験から田植えや稲刈り、雪かきなどの暮らし体験まで、白鷹ならではの貴重な機会を創出するとともに、白鷹から置賜地域、そして山形の活性化をも狙う。
ちなみに、この地は“養蚕の里”と呼ばれているエリア。自身は質素倹約を貫きながら、養蚕をはじめとした新しい産業を興し、日本一貧しいと言われた米沢藩を再興へと導いた「上杉鷹山」所縁の地だ。
着物の世界を起点に、日常を離れて自分に向き合う時間もいいかもしれない。
© 株式会社ukitam
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「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)」概要
・テーマ:きものリトリートホテル
・所在地:山形県白鷹町浅立183番地1
・敷地:総面積 約8,000㎡、計8室(5棟)
・アクセス:山形駅から車で約50分、赤湯駅から車で約30分、山形空港から車で約1時間
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