廃水で染められた着物

今や、サステイナビリティはファッション業界で重要視されるひとつのテーマになっている。それでも不十分だというメッセージが込められているのが「Kaumera Kimono」。未だに大量生産による廃水が水質に大きな悪影響を与えているからだ。

製作したのはオランダのデザイナーNienke Hoogvlietさん。「Kaumera」とは少ない水で色を吸収しやすい素材のことで、水質汚染につながる廃水の量を減らすことを実現。そして、彼女は廃水から抽出した自然染料を使って、着物を染めている。

「Kaumera Kimono」を通して、洋服の消費の仕方を考え直してほしいそうだ。代々受け継がれる着物を参考にして。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。