浅草靴職人による着物・帯でできたオーダーメイド本格スニーカー

このスニーカーは、30年以上前に作られた着物と帯をリメイクして作られている。

東京・日本橋人形町のオーダーメイド靴店「&Steady(アンド・ステディ)」を運営する「有限会社アクスト」が製作した「着物KIMONOスニーカー」と「帯OBIスニーカー」。中国で先行リリースしたものが好評を得たため、このたび凱旋リリースとなった。

日本古来の衣装である着物、そして帯は、次世代にきちんとつないでいくべき伝統的な工芸品だが、和装需要も職人も減少し、本物を目にしたことのない若い人たちも増加。しかし、時代に合わせたデザインにリメイクすれば、身近に“和”のある暮らしを実現できるのではと考え、このスニーカーは生まれたという。

ちなみに、このスニーカーは、通常のスニーカー工法では製作されていない。いわゆる“手釣り”と呼ばれる、高級紳士靴・婦人靴の製法で作られているため、かかとにはその証拠である穴が存在する。つまりは「スニーカーという名の革靴」なのだ。

浅草の靴職人が1足1足手仕事によって仕立てているオーダーメイドのため、その歩きやすさは明らかで、履き心地のよさから、この3年間で5,000足以上のオーダーを受ける大人気商品とのこと。

美しい見た目に機能性を兼ね備えたスニーカーは、履いて楽しむだけでなく、海外の友人へのお土産品としても喜ばれそうだ。

©2020 有限会社アクスト
©2020 有限会社アクスト
©2020 有限会社アクスト

『有限会社アクスト』

【公式ホームページ】https://andsteady.com/

Top image: © 2020 有限会社アクスト
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。