寄贈された「千羽鶴」を「スニーカー」に再生。広島の靴メーカーが商品化

毎年、世界中から広島へ寄贈される千羽鶴の数、約1,000万羽。重さで表すと約10トンにも及ぶ。

この好意をありがたく受け止めるいっぽうで、その保管場所に広島市が困っている……という事態を受けて、紙のサステイナブルな利用を考えるブランド「Camino(カミーノ)」がスタートしたのが、折り鶴を新しいプロダクトとして再生させ、平和実現のための活動をおこなう学校や団体に寄贈する「ONGAESHI プロジェクト」。

これまで、Tシャツやバンダナにアップサイクルしてきたが、そのラインナップに広島県発祥の「スピングルカンパニー」とのコラボスニーカーが仲間入りした。

©株式会社スピングルカンパニー

千羽鶴がキャンバス生地となってアッパー部分に再生されたコチラ。

ほかにもこだわりが満載で、たとえば、シューレースにはペットボトルや繊維くずなどの再生素材を。ソールには、国内でも限られた工場でしか生産できないといわれるヴァルカナイズ製法を用いた、摩耗性に特化したモデルを使用。

また、シュータンやインソールは折り鶴をモチーフにしたカラフルなデザインに。

ディティールひとつひとつに“真心”が込められたプロダクトとなっている。

©株式会社スピングルカンパニー
©株式会社スピングルカンパニー

サイズはXS~XLの全7サイズ。

スピングルショップ13店舗、全国の百貨店、シューズショップ350店舗にて、今月21日(土)より販売中だ。

まずは500足限定とのこと。気になる方は早めにチェックを!

『スピングルカンパニー』

【公式サイト】https://www.spingle.jp/

Top image: © 株式会社スピングルカンパニー
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。