寝起きドッキリ!?「ノーベル賞受賞」を深夜の突撃訪問でお知らせ

時刻は深夜2時15分──。

経済学者であり、かの名門「スタンフォード大学」で教授を務めるポール・ミルグロム邸にチャイムが鳴り響いた。

「ポール!ポール・ミルグロム!」こんな真夜中に一体どこの誰なんだ、とでも言いたげな声で彼が返事をすると「君がノーベル賞を受賞したんだ!」と訪問者。

声の主は、共同受賞者かつご近所さんロバート・ウィルソン氏。ノーベル委員会がミルグロム氏に連絡を取れなかったことを受けて、共同受賞したウィルソン氏が夫人と共に直接赴いたのだった。

「これからは(委員会からの)電話に出てくれる?」とウィルソン夫人。

「ああ、そうするよ」とミルグロム氏。

......あぁ、なんと微笑ましいやりとりよ。

映像の出元は、当時、ストックホルムにいたミルグロム夫人の携帯電話に送られてきた「防犯カメラ通知」だというから、なおオモシロイ。

さらに、そんな一連の流れを、世界大学ランキング上位の「スタンフォード大学」が公式Twitterで発信しているというのもシャレてて◎。

学生たちの間で、しばらく「ノーベル賞寝起きドッキリ」ごっこが流行りそうな予感。

© Stanford/Twitter
Top image: © iStock.com/sweetandsour
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。