悪夢を治療するアプリ「NightWare」の開発経緯に感動……

“悪夢”を治療するアプリ「Nighware」が家庭用の医療機器として注目を集めている。

このアプリは、睡眠中の心拍数体の動きから悪夢を検知して、起こさない程度の軽い振動で夢を途切れさせるという仕組みのもの。

じつはこのアプリには、イラク戦争から帰還し、何年もの間悪夢に悩まされていた元・米軍兵士の息子が父親のために開発した経緯がある。

息子のタイラーさんは大学4年生のときにスマートウォッチ用のこのアプリを開発し、約9年に渡って続いていた父親の悪夢を治めるのに成功したという。

現在は、重度の悪夢障害を抱える退役軍人らにアプリが内蔵された専用のアップルウォッチが優先的に処方されていて、食品医薬品局の認可を取得しているとのこと。

退役軍人省と国防総省の承認が得られれば、今年中には患者負担金なしで提供される可能性もあるようだ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。