目、耳、心で。2021年の瞑想体験

日本独自の伝統文化「香道」では、香りは知識や鼻で嗅ぎ分けるものではなく、“聞く”ものとされる。
 
香木の一片をあたためた香炉を両手で包み込み、意識を集中させて、微妙な香りを心で聞きとる……。
 
聞香(もんこう)」と呼ばれるこの儀式に着想を得て、NYの香水ブランド「FOLIE à PLUSIEURS」が「Co(香)」プロジェクトを始動した。
 
プロジェクトの目的は、音楽と香りの相互作用を通して、「pause(ひとやすみ)」という新たな文化的儀式を促進すること。
 
さて、早速ひとやすみ。
透き通るような音楽に呼応するように、右へ左へ、静かに揺れるお香の煙を“聞いて”みて。
© sruli_recht/Instagram
こちらは、お香を焚きあげるわずかな時間に、を使って瞑想できるようにと、Srui Rechtがデザインしたインセンスバーナー「ŌMNI」
 
石英砂を3Dプリントして作ったオブジェに、京都の香老舗「薫玉堂」(1594年創業)の未発表ブレンドのお香がついて、200ドル(約2万3000円)で販売中だ。購入はコチラから。
© 2021 Sruli Recht
Top image: © 2021 Sruli Recht
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