今を大切にする考え方。「マインドフルネス」とは?

新型コロナウイルスのパンデミックはオンライン化を加速させ、働き方やライフスタイルに変化をもたらした。

この変化と発展のときに、あらためて注目を集めているのが心とカラダをととのえる「マインドフルネス」という習慣。

ここではそんなマインドフルネスについて、その意味や語源を確認しながら、高めるための方法を紹介していきたい。

マインドフルネスとは?

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マインドフルネス(Mindfullness)とは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」(出典:日本マインドフルネス学会)を意味する。過去や未来について考えるのではなく“今”に真剣に向き合おうという考え方。マインドフルネスな心を手に入れることで、ストレス軽減や集中力の向上に役立つといわれている。

マインドフルネスと瞑想

マインドフルネスという言葉がよく使われるシーンが、「瞑想」。もともと瞑想とは雑念を振り払い、五感を使って今に集中すること。こうした、瞑想の結果手に入れられる今を見つめる心やそのプロセスをマインドフルネスと呼ぶ。ただし、必ずしも「瞑想=マインドフルネス」というわけではない。

マインドフルネスと仏教

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マインドフルネスの語源は仏教にあるといわれている。

もともとは仏教の念(パーリ語の sati サティ)の英訳語であり、八正道のひとつである「正念」に関する実践である。日本仏教では正念を「正しい記憶」とする解釈が主流であったが、近年はパーリ語本来の意味に即して「正しい気づき」とする立場が多い。瞑想法としてサティを深めようとする実践は、特に東南アジア地域やスリランカがその中心地となっている上座仏教の伝統が継承してきたもの。(出典:国際宗教研究所 宗教情報リサーチセンター

このような宗教と強い結びつきがあるように感じるマインドフルネスだが、まったく宗教色のない場面でもその効果が認められている点を押さえておきたい。

「マインドフルネス」を日常に取り入れよう

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マインドフルネスへの興味が高まってきたところで気になってくるのが、「どうやってマインドフルネスを日常に取り入れよう」ということ。マインドフルネスといえば瞑想とイメージがあるかもしれないが、マインドフルネスで大切なのは「今を見つめること」。ここでは日常生活に取り入れやすいマインドフルネスをご紹介していく。

01. 瞑想アプリをつかってみる

「マインドフルネスを実施するのにおすすめな方法は?」と聞かれて真っ先に出てくるのは、やはり瞑想。場所にとらわれず、道具も必要ないのが始めやすくて嬉しいポイント。きっと、日々の疲れを忘れてリラックスでき、自己肯定感を高まるはず。

とはいっても、なかなか一人で始めるにはどうやっていいのかわからないもの。そんな時には、「Relook(リルック)」というアプリを使ってみてほしい。誰でも簡単に瞑想を生活に取り込めるプログラムが準備されているそう。上達のコツは、毎日継続して行うこと!

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02. キャンプで野生生活をしてみる

キャンプは「今を見つめる」きっかけの宝庫。キャンプファイヤーの燃える様子をじっくりとみて、木が燃えるじりじりとした音に集中する。そうすることで、めまぐるしい速さで進んでいく日々の雑念の振り払えるはず。

またキャンプの際は、家での生活に比べ調理器具など十分な道具がある環境とは言い難い。そんな中で、“今”できることはなんなのかを考え、限られた環境で楽しむというのもキャンプの醍醐味。

03. スマホの中身を見直してみる

私たちが1日の多くの時間を費やしているスマートフォン。スマートフォンは多くの情報を提供してくれて便利な一方、必要のない情報も一緒に頭の中にはいってきてしまう。

例えば、仕事の連絡をスマートフォンでみている時に大好きなアーティストのMVが公開された通知がきたら、みたくていてもたってもいられなくなってしまう。まさにこれが“今”に集中ができていないということ。スマホの通知設定を変更したり、アプリの削除をしてみるというのも有効かもしれない。

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