忙しい人必見!「1日10分間の◯◯」に、45分間の睡眠を補う効果がある
睡眠を研究するオレゴン州立大学のチームによると、たった10分の“ある習慣”で、毎晩眠った時間以上の疲労回復を実感できるという。
ある習慣とは……ずばり「マインドフルネス」だ。
研究者らは、アメリカの起業家105人を対象に、疲労感の度合いや睡眠時間、マインドフルネスの実践状況を調査。対象者の40%以上が週に50時間以上働き、平均して6時間未満しか睡眠をとっていないと報告された。
その後、 睡眠とマインドフルネスの関係について分析した結果、両者ともに時間をかけるほど、“疲労感が低くなる”ことが明らかに。さらに睡眠とマインドフルネスが、お互いを補完し合うことも示されたそう。
研究チームは、「睡眠を瞑想に置き換えることはできないが、これらの習慣は疲労感の緩和に一役買う」と結論づけている。
より具体的には「1日10分のマインドフルネスの実践が、毎晩44分余分に睡眠をとるのと同じ効果があるかもしれない」という。
マインドフルネスは、瞑想や呼吸法などの練習を通じて、心をリラックスさせるための技法。日々の活動による疲労をマインドフルネスが癒してくれることで、睡眠がより効果的になると考えられそうだ。
10分のマインドフルネスで、45分間の睡眠効果……。単純計算で「35分」の時短になるってこと?これは忙しい人こそ試して見る価値ありですね。
でも、何も考えずぼーっとスマホをいじる時間が、結局いちばんのリラックス方法だったりする人、私以外にもいませんか?
Top image: © Ground Picture/Shutterstock.com