この時代、「超常現象」はナンセンスなのか?

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

超常現象の日
(National Paranormal Day)

アナタは、見えないものが見えてしまったり、夢に見たことが現実に起こったり、あるいは触れるだけでスプーンがくねっと曲がったり……。そんな自然科学では説明のつかない現象や能力を信じますか?

この世には、いまだに科学では解明できないナゾが数多く残されている(ハズ)。常識を超えた“なにか”に興味をもち、あらためて超常現象について考えてみよう、という目的で、5月3日を「National Paranormal Day(超常現象の日)」としているのがアメリカ。

この手の話、アメリカ人って好きですよね〜。

なんでも、米世論調査研究所「Gallup, Inc」が2005年に行った調査によると、アメリカ人のおよそ4人に3人が、超常現象を信じていると回答したんだとか。

そんな風土も手伝ってか、今日この日は未知の“向こう側”に魅了された人たちのための一日だそうで、部屋のなかにいる(かもしれない)超常現象と仲良くなったり、UFOを見つけに出かけたりしましょう、というものらしい。

何なん?

それにつけても、超常現象とされるものがこの世にどれだけあることか。こうしたオカルト的な事象すべてを真っ向から否定し、「科学」のひと言で片付けてしまうのも、それはそれで寂しいじゃないですか。

本当か、ウソか、そこに目くじらを立てるより、エンタメのひとつ(といったらお叱りをうけるかもしれませんが)としてオカルト自体を楽しむ、というくらいのスタンスじゃダメですかね。

過去、日本でも超常現象やオカルトを扱う多くの番組が放送されていましたが、今では激減。科学の進歩とともにミステリーの居場所は隅へと追いやられ、いつしかその存在すら語られなくなってしまった。

信じるか信じないかは、アナタ次第。とはよく言ったものですが、もうこの時代に「超常現象」は無用なのでしょうか?

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。