ロンドン動物園が「ワニ革のバッグ」を展示!

イギリスにある「ロンドン動物園」が、生き物ではなくバッグを展示し、野生動物の違法取引撲滅に対する注意喚起をおこなっているようだ。

実際には、彼らは同じ取り組みを数年前から行なっているが、最近、来場者がTwitterに投稿したことにより、一部の人々の間で大きな話題に。

展示されているのは、絶滅の危機にあるシャムワニの一種の革を使用しているバッグ。2018年にロンドンの空港で発見され、押収されたものだそうだ。

このような製品をつくるために、シャムワニは乱獲され、現在は世界で500〜1000頭ほどしか生存していないという。

そして、ロンドン動物園は「このバッグはかつて東南アジアやインドネシアの流れの緩やかな川や小川で泳いでいた」という説明文と一緒に展示。野生動物の違法取引を撲滅するために、来場者に現状を伝えているのだ。

今となって始まったことではないが、彼らの取り組みからは動物に対するを感じられるだろう。これからもロンドン動物園の取り組みには注目していきたい。

© T🍅M / Twitter
Top image: © Elena Rostunova/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。