動物園で生まれた、人間の赤ちゃん。まさかの記者会見!

高速道路で出産した人のドキュメンタリーを見たことがある人はいると思う。では「動物園で赤ちゃんを産んだ人」はどうだろう?

先月、アメリカのネブラスカ州の動物園で、激しいお腹の痛みに襲われた女性がいた。居合わせた旦那さんが緊急で助産師さんの代わりになった、というけど…。

準備していた2人も「まさか…」
周囲もお産をお手伝い

動物園にいたとき、急な陣痛に襲われた、Kymica Hubbardさん。その場を離れるため車へ向かおうとしていた道の途中、なんと園内で破水してしまったのだ。「頭が出ている」と慌てて旦那さんに状況を説明する奥さんだったが、すぐに状況を把握してもらえない。

そんな中、看護師だと名乗る女性が赤ちゃんをセーターで包むのを手伝ってくれたり、他の男性も奥さんを横に寝かせるときに手を貸してくれたということだ。 

実はこの夫婦、自宅でお産を経験しようと計画していた。普段から旦那さんに「あなたも立ち会うのよ」と伝えていたKymicaさんだったが、「まさか公然の場で赤ちゃんを産むとは思っていなかった…」と話している。

運ばれた先の病院で撮影された写真。

地元メディアも注目!
赤ちゃんと一緒に記者会見

動物園で起こった予期せぬ出来事の後、記者会見が開かれた。Kymicaさんは、旦那さん、そして赤ちゃんと出席。出産直後は世間の反応に気づいていなかったという彼女。知り合いから「記事を読んだよ」と言われて、初めて話題になっていることに気がついたというのだ。会見では、陣痛に襲われてから実際に産むまでのエピソードを、楽しそうに振り返った。

「私が『赤ちゃんの頭が!』と言ったの。そうしたら夫は『どうゆうこと?』ってなったんだけど、手で触って確認すると『なんてことだ!赤ちゃんが出てきてる』って驚いていたわ」

記者から「生まれたときのことを娘さんにどのように伝えるか?」と質問されると、満面の笑みでこう答えた。

「全てを話すだけさ。素晴らしいストーリーだからね」

「『あなたは動物園で生まれたのよ』と教えてあげるわ。きっと驚くだろうけど。周りも最初はこの話を信じなかったのよ」

SNSで続々と祝福が届く

メディアだけではなく、病院や動物園も、FacebookやInstagramを通じ、驚きと共にこの出来事を伝えた。さらに、彼女たちの写真や動画には、多くの人たちが祝福の言葉を送った。

「私、同じ日にここで働いていたわ。なんてクレイジーなの!おめでとう!! また来てね」

「この赤ちゃんに、一生使える無料パスをあげるべきだ」

「もし前日に起こっていたら、私も助けてあげられたのに!」

この赤ちゃんの名前を提案する人も現れるほどの盛り上がり。(会見内でDreaちゃんだと紹介されている)

最後に、旦那さんがこの記念すべき出来事を「男として見ることができる、もっとも美しいことだった。とても神聖な経験だったよ」と語っていたことが印象的だった。

思いがけない場所で、たくさんの愛情を受けて誕生したこの赤ちゃんが、一体どんな子に育っていくのか、今から楽しみだ。

Licensed material used with permission by Nebraska Medicine
ここで紹介するのは、アメリカ・オレゴン州の動物園が年に1度行う“動物たちの健康診断”で撮ったレントゲン写真。
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