イギリスの動物園が絶滅危惧種の細胞を凍結保存。まさに『ジュラシック・パーク』……
イギリスの「チェスター動物園(Chester Zoo)」で、まるで映画『ジュラシック・パーク』のような取り組みが始まっているらしい——。
なんと、絶滅の危機に瀕している動物の細胞を採取して、凍結保存しているんだとか。
死んでしまった動物の卵巣や睾丸などから小さな細胞を取り出し、-196℃で凍結するとのこと。将来的に絶滅が現実問題となったときに、種の保存のために活用されるらしい。
ちなみに、現在までに「マウンテンチキンカエル」「ジャガー」などをはじめ、100以上もの絶滅危惧種の細胞を凍結保存しているんだとか。
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映画の世界さながらにDNAから絶滅した生物が復活したら、もちろんすごい。
ただ、できれば凍結保存した細胞を使わなくても済むよう、絶滅を未然に防いでいきたい——。
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