「絶滅危惧種パズル」が登場。じつはパズルの難易度にはある秘密が……
パズルを解くことが、絶滅危惧種を救う解決策に……?
WWF(世界自然保護基金)カナダが、絶滅危惧種をテーマにしたパズルをリリースした。
©WWF-Canada
種類はジャイアントパンダ・スマトラタイガー・ピグミーミツユビナマケモノ・シャチの4つ。パズルが完成すると、絶滅の危機に瀕している動物たちが表れる。
ちなみに、パズルの難易度は動物によって異なり、ピースの数はそれぞれ1,864・400・79・73。
じつはこれ、「ピースの数=個体数」なんだそう。パズルが簡単になればなるほど、それだけ"簡単"に絶滅してしまうことを示唆しているわけだ。
© WWFCanada/Twitter
WWFは、地球上の生物多様性が失われつつあるこの危機的な現状を伝えるためにパズルを開発した。売り上げはすべて保護活動に寄付されるという。
このパズルを手に取ったり、パズルを組み立てながら自分にできることを考えたりすることは、絶滅危惧種を救うピースとなるはず。
みんなで協力し合って、パズルが絶対に完成しないほど難しくなるようにしたい——。
【販売日】2022年夏頃の予定
【価格】ジャイアントパンダ:$45 スマトラタイガー:$40 ピグミーミツユビナマケモノ・シャチ:$30
【公式サイト】https://shop.wwf.ca/collections/endangered-pieces-puzzles
※日本への発送が可能かは未定
Reference: ENDANGERED PIECES
Top image: © WWF-Canada