ニュージーランドのある観光地で「イルカと泳ぐツアー」が禁止に

ニュージーランドの北西部に位置する観光地「ベイ・オブ・アイランズ」で、バンドウイルカとの遊泳が政府によって禁止される運びとなった。

ベイ・オブ・アイランズはその名の通り、144もの島からなる湾。その温暖で美しい湾には、日本の水族館などでもお馴染みの、好奇心旺盛で人懐っこいバンドウイルカが生息している。

今回のイルカツアー禁止の背景には、絶滅危惧種であるバンドウイルカの頭数が近年減少しているという事実があるようだ。

ニュージランドの国土の1/3を占める国立公園や環境保護地区を管理する環境保全省「DOC(Department of Conservation)」の調査によると、ベイ・オブ・アイランズに生息するバンドウイルカの数は1999年の270頭から、31頭にまで減少しているとのこと。

これは、湾内のバンドウイルカが人間と一緒にいる時間が長過ぎることにより、「子育て」や「睡眠」に費やす時間が減っていることが原因と考えられている。調査によると、このエリアに生息するバンドウイルカは、日中の86%の時間を人間と過ごしていたという。

今回の禁止令は、ベイ・オブ・アイランズのツアー業者のみに適用され、ニュージランドのほかの地域では今まで通りイルカとの遊泳が可能とのこと。

人間がイルカを愛し過ぎたがゆえの悲劇......。ほかの地域ではイルカとの遊泳が禁止されていないとはいえ、ツアー業者側も観光客側も、イルカをはじめとするあらゆる生物の生態系を狂わせるリスクを認識し、配慮していく必要があることを再認識させられるトピックだ。

Top image: © iStock.com/Casarsa
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