製造工程すべての原価が「1円単位で分かる」カシミア登場
冬が近づくにつれ、今年もマフラーやセーターの出番がくる。なかには、カシミア素材のものを着用する人も多いだろう。
「カシミア=高級品」に疑いの余地はないけれど、「なぜこの値段なんだろう?」「適正な価格なのかな?」と考えたことはあるだろうか——?
じつは、製造工程と原価をすべて開示している商品がある。「株式会社UPDATER」が手がける、「タドれるカシミア」だ。
©株式会社UPDATER
同商品の最大の魅力は、トレーサビリティ。
カシミア山羊の原毛採取から販売までの全工程で、「どこにいくらかかったか」「誰にいくら支払われたか」が“1円単位”で分かるんだそう。
同商品を発案したのは、モンゴル出身のアマルバヤル・アリウンジャルガルさん。サプライチェーンを透明化して余計なマージンをなくすことで、生産者の収入を安定させるのが狙いとのこと。
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じつは今、カシミアの低価格取引により生産者の収入は安定せず、カシミア山羊の過剰放牧が拡大しているらしい。その結果、モンゴルの草原は砂漠化が進んでいるんだそう。
カシミア事業を営む人たちと地球環境を守るべく、「タドれるカシミア」が誕生したってわけだ——。
ちなみに、商品ラインナップにはストールやフーディーなどがある。
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各工程の原価を確認できるし、カシミア生産者の生活や環境保護に貢献も可能だから、冬物として手に取ってみてはいかがだろう?
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