宮崎駿10年ぶりの長編作品『君たちはどう生きるか』。直筆ビジュアルが公開

今月中旬、「スタジオジブリ」が、2023年7月14日公開となる宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』の同氏直筆というポスタービジュアルをTwitterと公式サイトにて公表した。

児童文学者でジャーナリストの吉野源三郎（1899-1981）による同タイトルの小説は、新潮社をはじめ、未来社、ポプラ社、講談社、岩波書店からも出版。

その後、羽賀翔一氏が手がけた漫画がマガジンハウスから出版され、今もなお支持が厚い“教養教育の名著”ともいわれる存在だ。

さて、2013年の『風立ちぬ』にて一時は長編映画制作からの引退を発表した宮崎監督10年ぶりの本作では、自身が原作・脚本も担当。

スタッフやキャストなどの詳細は不明だが、完全なオリジナルストーリーが展開するという。

スタジオジブリが「宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画に向けた制作スタッフ」の募集をはじめたのは2017年。これが本作を指すとして、構想はそれ以前から立てられていたとすれば、ゆうに5年は超える歳月を要しているわけで……すでに大作の予感しかないっ！

前出の投稿には膨大なコメントが国内外から寄せられており、世界中が公開を待ち焦がれているようだ。