「ストップモーション映画100年史」をおさらい!
人形や模型を動かしながら、パラパラ漫画のようにコマ撮りして映像化するストップモーション。何それ?という人も『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』や『ウォレスとグルミット』は、比較的思い浮かべやすいかもしれません。
ここでは、映画制作に携わるVugar Efendiさんがまとめた、100年分の歴史を紹介。見てみるとハッとするところがいくつか!
ストップモーションを、
1900年からおさらい!
『The Enchanted Drawing』(1900)から始まり、ストップモーションが主題になっているもののほか、スター・ウォーズ・シリーズや『ターミネーター』、『ロボコップ』など、部分的に使われた作品が多いことにも気付きます。
この動画を作った理由は、まとめの最後に登場する、いま海外で公開中の映画『Kubo and the Two Strings』にちなんでのことでしょう。フルCGと比べても遜色ないほど動きが滑らかだと海外で話題になっているんですよね。
ちなみに、ストーリーは大昔の日本を参考にしていて、三味線を弾いて魔法や折り紙を操る少年「Kubo」が主人公。
日本での公開は決まっていませんが、ナント6,000万ドル(約60億円!)もの制作費がかけられています。元々手間がかかる表現で、莫大な予算によってどんな作品が作られたのか気になるところ。
ストップモーションは、“モノ”を使って撮影した質感や空気感、おもちゃの世界に命が宿ったかのようでワクワクするところが魅力としてあります。
動画で紹介された『ファンタスティック Mr.FOX』や、9月6日からAbemaTVのなつかしのアニメで放送されているスイスのクレイアニメ『ピングー』など、動物モノの作品はとくにその世界観を楽しむのにもってこい。
さらに、後者はセリフが“ピングー語”なので、動きだけで展開を想像するのも楽しいんです。まだ見ていないという人はぜひチェックしてみて!