このなかにきっと、あなたにハマる映画がある。
きっと誰しも、“忘れられないあのシーン”を、胸の奥にある柔らかい場所に、持っているのではないでしょうか。
人生の選択を迫られたり、ビビッと衝撃の走る出来事が起きたとき、行動の指針になるような。
そういう映画のワンシーンだけを切り取って、イラストと一緒に紹介しているのが『みんなの恋愛映画100選』(株式会社オークラ出版)。
ジャケット写真も、出演者の情報もない。たったひとつのセリフだけをみて、心に刺さった作品を休日のお供にしてみる、というのはいかがでしょう?
「セックスは誰にだってできるわ」
「だから?」
「私はすてきなロマンスがほしいの」
初体験 リッジモント・ハイ
1982年 / アメリカ
もし君がやせたら、自殺してやる。
髪結いの亭主
1990年 / フランス
みんな食べて、
食い殺してやりたい。
でんきくらげ
1970年 / 日本
「もし女の子じゃなくても好きだと思う?」
「だと思うよ」
ぼくのエリ 200歳の少女
2008年 / スウェーデン
じゃ、私を逃してよ。
黒猫・白猫
1998年 / フランス,ドイツ,ユーゴスラビア
僕は女性を尊敬している。
尊敬するあまり近づけないんだ。
40歳の童貞男
2005年 / アメリカ
「処女を奪ってと言ったら迷惑?」
「まさか、ちっとも」
ニンフォマニアック
2013年 / デンマーク
恋は性の垣根を越える。
幸せならそれでいい、
本物の恋なら
明日死んだってかまわない。
アデル、ブルーは熱い熱
2013年 / フランス
デクスター、本当に愛しているわ。
でもあなたのこと、
もう好きじゃないの。
ワン・デイ 23年のラブストーリー
2011年 / イギリス
「彼の死が悲しいですか?」
「ええ、セックスがよかったもの」
氷の微笑
1992年 / アメリカ
あなたへの愛は、
快楽を超越しているわ。
昼顔
1967年 / フランス,イタリア
「君に消されてもずっと愛してた」
「知ってる」
エターナル・サンシャイン
2004年 / アメリカ
「バンドマンとは本気で付き合わないわ。
こっちが傷ついて楽しめないから。」
あの頃ペニー・レインと
2000年 / アメリカ
あなたを満足させるたび、
本当は自分が嫌いになるの。
ONCE ダブリンの街角で
2007年 / アイルランド
君も非モテのまま?
フランシス・ハ
2012年 / アメリカ
僕も自分の道を進むよ、
この街に留まって。
ラ・ラ・ランド
2016年 / アメリカ