ベッカムのタトゥーが、児童虐待にストップをかける。

デビッド・ベッカムは、大のタトゥーフリークでもあります。ただし、その刻まれた数々のタトゥーは、彼の愛する妻や子どもたちの名前、大切な家族を表していると言います。幸せであたたかい特別な思い出を残すため、自らの意志で刻み込んだものなのです。

このベッカムのタトゥーをモチーフに「世界中の子どもたちを救おう」という動きがあるんです。

世界中で5分にひとりの
命が奪われている

世界には、暴力によって身体に望まない傷跡を残されてしまう子どもたちがたくさんいます。自宅や学校、所属するコミュニティ、ときにはネット上で暴力を受けた子どもたちの傷は、生涯消えることはありません。

ユニセフが公開した動画では、ベッカムのタトゥーが動き出し、子どもたちに対する暴力シーンがアニメーションで描かれています。

子どもへの暴力は世界的な問題になっていて、5分にひとりの子どもが暴力によって命を奪われている、と言われています。そして、その数よりもっと多くの何百万人という子どもたちが肉体的、精神的、性的な虐待を受けているのです。

動画には、ベッカムのこんな言葉が綴られています。

「Violence against children marks them forever. It's wrong, End it.」

(暴力によって子どもたちが負う傷は、永遠に残り続ける。それは絶対に間違っているし、終わらせなければならない)

「子どもたちが
暴力に耐える必要はないんだ」

そんなベッカムは、2015年2月に「デビッド・ベッカム・ユニセフ・ファンド」を立ち上げています。

「昨年、私はユニセフの活動でカンボジアを訪れ、子どもたちに会いました。そこで彼らは自分たちが受けた暴力について話してくれました。その内容はとても衝撃的で、そして暴力が子どもたちに与える影響は永遠に消えることがない、ということを知ったのです。

子どもたちは本来、暴力に耐える必要なんてありません。しかし、世界中のあらゆる地域、家庭、学校、街頭で子どもたちは暴力に苦しんでいます。私はこのプロジェクトがこの重要な問題に注意喚起し、多くの人の行動を促すことを願っています」

動き出すタトゥーを見て、あなたはどんな思いを抱くでしょうか?

Licensed material used with permission by UNICEF