「未来に不安」の新成人ばかり?18歳〜20歳のワクワクに変わるとき……とは
成人の日や共通テスト、どう経過しただろう……。
昨年の成人年齢引き下げに伴った18歳〜20歳の3世代にとって、今月は大きなイベントが続いた。
そんな世代に「自分の未来についてどう感じているか」を調査したレポート『Silent Minority Report #2 〜不安と期待が入り交じる、新成人のフューチャーコンプレックスな未来観〜』が公開された。
調査レポート『Silent Minority Report#02〜不安と期待が入り交じる、新成人のフューチャーコンプレックスな未来観〜』
【調査の概要】
対象者:
・新成人:2002年4月2日~2005年4月1日生まれの男女/全国/600サンプル
・オトナ:20-59歳男女 ※新成人を除く/全国/200サンプル
調査手法:インターネット調査
実施時期:2022/12/14 ~ 12/15
調査機関:株式会社マーケティングアンドアソシエイツ
結果から見えてきたのは、新成人は現在、何が起こるかわからない未来に大きな不安を抱えている様子。
しかし、「不安」のスコアは小さなことでも各々がとる行動の度合いによって少しずつ減少することがわかる。そして、「楽しみ」のスコアが小さくても、一歩を踏み出すことで63%→81%と大きく向上することもわかる。
では、公開された各レポートを以下からチェックしてみよう。
●未来に向けて行動をすると、未来への「不安」を「楽しみ」が上回る
●18歳〜20歳の新成人の未来への不安度は82.8%と、オトナ以上に高い
●自分の未来で気になることは安定した暮らしを送れるか
●79.2%の新成人が、成人をきっかけに何かを始めたいと思っている
●新成人をきっかけにやってみたいこと、始めてみたいこと
今回のレポートを公開したのは、未来世代の若者たち一人ひとりの小さな声や悩みを拾い上げる共同プロジェクト「coe」。
同プロジェクトでは若者が未来に向けて前向きな一歩を踏み出しやすくするアプローチや、ワクワクする社会、新しいビジネスの兆しを探っていくという。