今年の「終末時計」は過去最も短い「90秒」

1月24日、学術雑誌『Bulletin of the Atomic Scientists』が「終末時計」の残り時間を「90秒」だと発表した。

過去3年間は最も短い時間である「100秒」だったが、どうやらその記録を塗り替える結果となってしまったようだ。

「終末時計」は毎年1月に科学者たちが、その時代で起きたことを踏まえて、時間を算出する。「90秒」になった理由は、ロシアによるウクライナ侵攻が一番大きく影響しており、核兵器が使用されるリスクも加味されているとのこと。

また、「中国による核戦力の拡大」や「北朝鮮の弾道ミサイル発射」、「新型コロナウイルスのような感染症の感染拡大リスク」なども関係しているようだ。

ここに挙げられた理由に対しては、個人でできることは少ないかもしれない。とはいえ、地球や人類の明るい未来を見据えて、一人ひとりが行動を起こす必要はありそうだ。

Top image: © Anna Moneymaker/Getty Images
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