現代芸術の在り方を未来へつなぐ企画展「Being– Mom is a Woman –」が開催中【東京・神楽坂】
東京・神楽坂にあるアートギャラリー「√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)」にて、現代人と芸術作品の在り方や存在を追求し、未来へと語り継ぐ企画展「Being– Mom is a Woman –」が開催されている。
会期は5月27日(土)まで。
Beingシリーズ第1弾となる今回は、ルーツも世代も多様な約18名の女性アーティストが参加。
絵画や写真、立体、インスタレーションなど、その表現方法もさまざまな作品群が3フロアにわたって繰り広げられる。
なかでも、情報社会と身体をテーマとした作品で知られ、2015年に急逝したメディアアーティスト、三上晴子によるインタラクティブアート「Eye-Tracking Informatics」の特別展示は注目だ。
張静雯(チャン・ジンウェン)「扉の向こう」 (2021)
Ink, Suihi-enogu(mud pigments), Iwa-enogu(mineral pigments),
kumohada hemp paper, 116.7×91cm
桂ゆき「河童」 Bronze, 18x7x9cm
Sohyun Park 「Une Nuit d’été à Lyon」(2022)
Acrylic and ink on canvas, 24×30cm
三上晴子「Eye-Tracking Informatics」(2011年)
撮影:古屋和臣 写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
さて、この時代にひとつの空間を彼女たちの作品が共有するとき、どんなシナジーを起こし、何が生まれるのか──ぜひ実際に体験し、後世へ伝える生き証人になってみては。
なお、5月19日(金)・20日(土)には日本酒とともにアートを楽しむイベントも開催。
日本酒スタイリスト・食文化研究家の手島麻記子氏がセレクトした、女性が活躍する蔵の銘柄6種をテイスティングしながら、出展作品を鑑賞することができる。
コチラは要予約なので、詳しくは特設ページからチェックしてみて。
『Being – Mom is a Woman –』
【会期】2023年4月29日(土・祝)~ 5月27日(土)
【会場】√K Contemporary(東京都新宿区南町6)
【特設ページ】https://root-k.jp/exhibitions/being-mom-is-a-woman/